幹事クリタのコーカイ日誌2013

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8月23日 ● 藤圭子とかイチローとかあれこれ。

 昨日はスポーツ新聞的なニュースが盛り沢山な1日でした。

 まず驚いたのが藤圭子の自殺。まあ自殺を大々的に取り上げる是非はありますので、そのことはおいといて、藤圭子という稀代の歌手が亡くなってしまったことを大変残念に思います。僕がまだ小学校4年生の頃、「圭子の夢は夜ひらく」は、小学生でもわかるほど迫力に満ちたものでした。当時、ちあきなおみと藤圭子はまさに子どもの夢、それも悪夢に出てきそうな歌い手でした。ご冥福をお祈りします。

 イチローの日米通算4000安打ですが、達成したこと自体は今さら驚きませんが、それよりもアメリカが意外とこの記録を素直に称賛していることに驚きました。これまで「日米通算」という記録に騒いでいるのは日本だけで、アメリカではクールに扱われていたと思いますが、さすがに4000本は「アメリカ人もビックリ」なのでしょうか?この先、タイ・カッブやピート・ローズの記録を日米通算安打数で抜く時にどういう態度を彼らが取るのか、これでちょっと興味が沸いてきました。

 甲子園の決勝は前橋育英が初出場初優勝を果たしました。ただ僕としては春夏とも優勝がない宮崎県の代表延岡学園を心情的に応援していたので、それはちょっと残念。今大会はベスト4に残った学校がいずれも優勝経験がなく、しかも東北の2校も県として優勝したことがないということで、従来の弱小県が強豪県を下してきた下克上甲子園だったのが面白いと思います。ようやく地域格差が縮まってきたのだとしたら良いことです。

 中日の川上憲伸が1年振りに勝利投手になりました。かつての中日のエースもメジャーで失敗して帰ってきてからも冴えないピッチングを繰り返してきましたから、昨日勝たなければもう引退かと思われていました。これで少し寿命が伸びましたが、まだ安心はできません。中日は山本昌という大先輩がいるのですから、10才も若い川上にはもう少し粘って欲しいなと思います。

 ヤクルトのバレンティンが2試合連続の連発で早くも46号。いよいよ日本記録の55本の更新が現実的に見えてきました。このペースなら60本は堅いと思いますが、なにせ王貞治の55本は日本プロ野球の「聖域」。これまでにもバースが1本及ばず、カブレラやローズもタイ記録にとどまった「大記録」です。バレンティンもシーズン終盤に更新がかかると歩かされることも多くなるでしょうから、超えるなら一気に超えていかないと大変だと思います。後はセ・リーグの投手陣が無意味な四球攻勢に出ないことを願います。日本の恥さらしですから。



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