ここ数日ずっと世界陸上を見ています。以前は織田裕二があまりにもうるさくて見る気になれなかったのですが、最近の織田は上から目線こそ相変わらず気になるものの、かなり言動は落ち着いてきたので邪魔にはならなくなりました。

　今回のモスクワ世界陸上は正直レベルが低いです。ロンドン五輪の翌年だからかどうか、選手のコンディションもあまり良くなさそうだし、モチベーションもちょっと低そう。記録も低調です。日本選手も女子マラソンの福士が銅メダルをとった以外に目立った活躍もありません。ＴＢＳは懸命に盛り上げていますがこれではあまりにも盛り上がりません。

　じゃあなぜ毎晩見ているのかと言えば、それでもやはり陸上とい競技そのものが飽きないというしかありません。ひとつは種目の多彩さ。短距離あり長距離あり投擲あり跳躍あり。次々といろいろな種目が行われるので目先が変わって飽きません。

　さらにルールが簡明で勝ち負けがわかりやすいことと、競技年齢が長いので知っているアスリートがたくさんいるから馴染みやすいということもあります。そしてサッカーのようにずっと見ていないといつゴールが決まるかわからないというような競技ではなく、勝負どころがわかりやすいので何かをしながらの「ながら視聴」に向いています。夏の夜の暇つぶしに見るには最適です。

　まああまりボーっと見ていると、気づくと夜も深くなっていて寝不足になってしまうのが難点ですけどね。休前日なら問題ありません。お盆休みにピッタリのコンテンツだと思います。