幹事クリタのコーカイ日誌2013

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8月13日 ● 命の危険を感じる猛暑。

 毎日猛暑が続いていますが、昨日高知県四万十市で最高気温41.0度を記録、これまでの最高だった熊谷と多治見を上回って記録更新となりました。しかもこれで四万十では3日連続で最高気温が40度を超えたそうで、これも史上初だそうです。恐るべき暑さ、命の危険さえ感じるような気温です。

 四万十川と言えば日本最後の清流と呼ばれ涼しげな印象がありますが、記録を作った江川崎は川の少し上流の盆地のようで、熱がこもってしまう上にここのところ雨が降っておらず、そこへフェーン現象が起きて一気に最高記録となってしまったようです。

 ただこの記録がずっと保たれるという保証はどこにもありません。こんな猛暑が毎年のように続いたら、これからはどんどん日本最高が各地で更新されることが十分考えられます。かつて日本最高を長らく維持していた山形のように北は東北から南は九州まで、日本中に高温スポットが無数にあります。今度はどこで記録が更新されるのか予測がつきません。まさに日本列島は酷暑列島になってしまいました。

 猛暑が続けば熱中症で倒れる人も増えます。労働生産性はもちろん大きく下がります。電力消費量もCO2も当然増えてしまいます。福島原発事故以来、環境問題はすっかり人々の意識から後退してしまったようですが、このまま温暖化が進むことは生命への危険性が増すということです。そろそろ原発事故以前に我々は地球温暖化について何を考え、どういう対策をしてきたか、改めて思い出すべきではないかと思います。



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