幹事クリタのコーカイ日誌2013

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7月18日 ● バブルファッション再び。

 最近街を行く若者がセーターやカーディガンを肩にかけていることに気づいているオジサンオバサンはどれだけいることでしょう?「セーターの肩かけ」ファッションと言えば石田純一です。バブル期の業界人です。トレンディドラマです。そんな懐かしくも恥ずかしいファッションが突如として流行り始めていることに、中年世代は目を背けてはなりません。なにせファッションは常に回帰していくものですから。

 去年までストールが大流行していました。これにも恐らく中年は「なんだ、あのモコモコと暑苦しいのは」と思っていたことでしょう。あれは一気に激減しています。今どきストールを巻いている若者がいたらアウトです。しかし代わりにセーターの肩かけ。なんてことだと中年は思います。恥ずかしいファッションの典型じゃなかったのか?セカンドバッグまで持つつもりじゃないだろうな?

 実はこのセカンドバッグも流行り始めているそう。クラッチバッグと言われていますが、要はバブルの時にみんな持っていたアレと一緒です。確かにアレは便利なんですよね。財布とケータイを持ち歩くのに大きなバッグは邪魔。小さなバッグにコンパクトにまとまっている方が楽ですから。ボディバッグでも良いんですが、あれって背中にあるからサッと中身を取り出しにくいんですよねぇ。特に太っているとモタモタします。痩せた若者向き。

 僕は韓流アイドルが流行った時にすでに「バブルっぽい」と思いました。ワンレンボディコン肩パッド。80年代後半のバブルファッションを知らないゆえに抵抗がない若者が増えてくれば、リバイバルはあるなと睨んでいましたけど、男性のファッションがいきなり肩かけセーターにセカンドバッグからくるとは思いませんでした。多分吉川&玉置の「Wコウジ」っぽいサイズが合っていないようなジャケットスタイルあたりからくるかなと思っていましたが、いきなりアレは逆にハードルが高いのでしょうか。

 アベノミクスの2013年、バブル期ファッションが流行るのも時代の流れとしては自然なのかも。



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