幹事クリタのコーカイ日誌2013 |
7月17日 ● 日米通算記録の無意味。 もう何回も書いていることですが、日本の頭の悪いスポーツマスコミがまた日米通算記録で騒ごうとしています。イチローが日米通算4000安打、井口が日米通算2000安打までカウントダウンに入ったようです。あれほど日米通算記録になど意味はないと多くの識者が言っているのにも関わらずです。 異なる組織での記録を合算して騒ぐ無意味さと、それを聞かされるこちらの脱力感。まあ井口はまだよしとしましょう。日本の名球会に入る資格が得られるわけですから。日本人プロ野球選手にとってはそれが嬉しいことなら報道しても良いでしょう。それにしたって大騒ぎすることではなく、ベタ記事で結果を伝えればいいくらいのものですが。 イチローに関しては本人も恐らく興味はないでしょうし、アメリカでそんな記録で騒いだらバカにされるか同情されるか、いずれにしても恥ずかしい話です。そしてこの先、イチローが日米通算安打数でタイ・カッブやピート・ローズの記録を超えても、決してその感想をアメリカ人にインタビューしないでほしいものです。4000安打ならそれはイチローという一人のプレーヤーの足跡のひとつとしてマイルストーンにするのも良いでしょう。しかしそれをアメリカ人の誇る大記録と比較して超えたとか言うのはダメでしょ。 そういうデリカシーも知性もないマスコミが多そうで、今から想像しただけでげんなりします。 |