幹事クリタのコーカイ日誌2013

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7月5日 ● 超ベテランの活躍。

 横浜FCの三浦カズが今季初ゴールを決めてJリーグの最年長ゴール記録を更新。46才で現役サッカー選手でいるというのはさすがキングカズだと思います。42才のクルム伊達公子もウィンブルドンのシングルスで3回戦に進出しました。これはオープン化された1968年以降、ウィンブルドンの女子シングルスでは最年長記録です。そして47才の中日山本昌は相変わらず元気に先発をしています。

 こうして40代に入って普通ならとっくに引退している年齢で活躍している選手が増えたのは、スポーツ医学の発達によるものが大きいのでしょうが、それだけではなくアスリートの「意識」が変わったことも影響しているのでしょう。

 つまり一定の実績を残した一流選手は、ある程度の年齢になったら晩節を汚さずに引退するというのが以前の考え方でした。本人がそう思っていなくても、周りがそうやってベテランを引退に追い込んでいったことも多々あったと思います。

 もちろんそれはそれでひとつの思想であり美学ですから、決して否定されるべきではないと思いますが、選択肢がそれしかないというのは困ります。できるところまでとことんやる、最後まで限界にチャレンジをする、そういう生き方もまた美学です。それが最近では認められるようになったというか、かなり一般的になったので大ベテランを上回る「超」ベテランが出てきているのでしょう。

 こうした年齢の限界を超えるようなチャレンジは見ている方もワクワクします。特に我々のような中年にとっては若手に負けないで頑張っているベテランの姿は励みにもなります。後は「老害」と言われないように、本当に衰えてしまったらキレイに引退して欲しいと思います。



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