気がつけば７月です。いつの間にか2013年も後半戦に入ってしまいました。年々早くなるのはもう当然のことで驚きませんが、ではこの早くなった半年の間になにをやっていたのかと考えると、まあおよそ大したことはしていないことに気づいて、むしろそちらに驚きます。

　２〜３月にクルマを買い替えようとバタバタして、ＧＷからサークルに新人がどんどん入ってきて、どうやら久々にメンバーが入れ替わる時期が来たかなと思っていたらもう半年です。毎日どれだけ無為に過ごしているんだかと反省するばかりです。

　テニスとサックスとピアノは上達はしていますが、かと言って「かくありたい」レベルは遙か遠くかすんでいて、一体いつそこに届くのか見当もつきません。技術の向上の遅さに比して、体は加齢とともにハッキリ衰えてきています。体力や身体能力が落ちているだけではなく、体の機能そのものにあちこちガタがきているのがわかります。

　体が衰えている割に気持ちは若いままなのがまた何とも微妙なところで、老成するとか枯れるとか悟りの境地になるとか、まったくそんな気配はありません。一見そういう風に振る舞うことはできても、中身は高校生の頃と大差ないのです。しかしだからと言って「少年の心を持っていてステキ」と女性から思われるわけでもありませんから、少年の心は面倒なことが多くて邪魔なばかりであまり役に立ちません。

　この半年は社会的には「アベノミクス」で盛り上がりましたが、株価は上がってからまた下がり、給料はガクンと下がって、物価は少しずつ上昇しそうなので、結局財布は寒くなるだけのようです。そう言えば今年前半の流行語はこの「アベノミクス」と「今でしょ」と「じぇじぇ」でしょうね。流行語大賞はどうなるかな、なんて実はあまり興味のないことを言ったりして。うーん、そんなこんなで大過なく過ごせていれば「よし」なのかなぁ。