幹事クリタのコーカイ日誌2013 |
6月24日 ● いよいよウィンブルドン。 いよいよウィンブルドンが始まります。全豪はジョコビッチ、全仏はナダルと、それぞれその大会をもっとも得意としている選手が優勝してきました。と言うことは、ウィンブルドンはフェデラーが優勝かと期待しますが、残念ながらドローはフェデラーにとってかなり厳しいものになりました。 誰もがもしかしたらと思ったとおり、第5シードのナダルがフェデラーの山に入ってしまいました。順当に2人が勝ち上がると準々決勝でフェデラーvsナダルという対戦になります。なんともったいないことでしょう。早くナダルが4位以内に入ってくれないと、こういうことになるから困ります。 フェデラーはもしナダルに勝っても、次は芝を得意としている地元期待のマレー、そして決勝でジョコビッチと一人で強豪を全て倒さなければならない少年ジャンプ的展開です。さすがの芝の王者とは言え31歳のベテランにはこの連戦はかなり体力を奪われることでしょう。きついドローになってしまいました。 逆に楽なドローになったのはジョコビッチです。決勝までの関門はハース、ベルディフ、フェレールとなりますが、意外と今季好調35歳のベテランのハースが怖いかも知れません。ハースに足元を掬われなければジョコビッチは決勝まで進めそうな気がします。 マレーは「ウィンブルドン現象」を今年こそ止めたいと考えていることでしょう。準々決勝のツォンガは今季当たっているだけに怖いですが、そこまでは特に苦労はしないはず。山場はやはりフェデラーとナダルの勝者と当たる準決勝になることでしょう。 ナダルはフェデラーの前に恐らくイズナーと対戦になります。ウィンブルドンではビックサーバーが一発番狂わせを演じる可能性があります。イズナーのサービスがバカ当たりするとナダルと言えどもどうなるかわかりません。 日本期待の錦織は4回戦で3戦全敗と苦手にしているデルポトロに当たります。そろそろこの同世代のライバルを倒しておきたいところ。デルポに勝てさえすれば次はフェレールでしょうから、一気に夢は広がります。できたらデルポトロ、フェレールを連破してベスト4に入ってくれないかと願ってしまいます。 なお女子はまたセレナとシャラポワの決勝かと。日本の森田、伊達、土居にも期待したいのですが、なかなかみんな苦労しているだけに1回戦突破すれば十分かなぁ。 |