昨日うちのテニスサークルに待望の若い女性が入会しました。４月末にネット検索でサークルが上位にくるようにいろいろ対策を練った効果バッチリで、こちらの希望通りに20代後半でテニスもある程度経験がある女性です。実際に会ってみたら素直で真面目な良い子でした。ぜひ定着してもらいたいと願っています。

　で、彼女はうちのサークルの最年少メンバーになるのですが、誕生日を聞いたら1986年1月11日。驚きました。なんとその日はサークルの幻の第１回練習日だったのです。1985年の晩秋に若者だけのテニスサークルを作ることを僕が企画して、コートを確保できたのがこの1986年1月11日。なぜ「幻」なのかと言えば、天候不良で中止になってしまったからで、実際に第１回になったのは翌週の1月18日だったからですが、でも練習初回と決めていたその日に生まれた女の子がついに参加してくれたとは何という奇遇でしょう。

　しかも彼女はうちのサークルの通算501人目の参加者。まあ昨日は初参加が３人いたので499人目でも500人目でも良かったのですが、他の２人は以前雨で中止になった時に初参加する予定だった人たちだったので、彼女を「次世代」メンバーとして501人目ということにさせてもらいました。サークルを創設して27年半。昨日で通算982回目の練習日であり、僕以外に500人の人がサークルに来たわけで、つくづく長く続けてきたなぁと感慨もひとしおです。

　これだけ続くと、最近は長く続けてきたこと自体に価値があるような気がしてきました。もちろん参加してくれた500人の人たちにも感謝していますし、それも僕にとっては宝だと思っています。今後どこまで続けられるかわかりませんが、気力と体力が続く限りやってみようと思いを新たにしました。