幹事クリタのコーカイ日誌2013

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5月9日 ● 新三大引退試合。

 昨晩の「マツコ有吉の怒り新党」の新・三大がプロ野球の引退試合の話でした。引退試合というのは当然のことながら引退する選手に花を持たせるものなのですが、そうじゃなかった引退試合ということで、最初に僕が思いついたのが阪神・矢野の引退試合で横浜・村田が逆転ホームランを藤川から打って矢野の出番をなくした試合。案の定昨晩も取り上げられていました。

 さらに村田つながりで、広島・佐々岡の引退試合に佐々岡からホームランを打ってしまった試合も出てきて、あーあったあったと思い出しました。これで僕がさらに思い出したのが南海・杉浦の引退試合。大投手杉浦の引退試合に立教大からの同期生である巨人・長嶋が杉浦と真剣勝負をして痛烈なセンター前ヒットを放ったのは有名な話。この試合が最後のひとつとして登場するものだとばかり思っていましたが、最後は去年のソフトバンク・小久保の引退試合でのオリックス・西のノーノーでした。

 まあ引退試合にノーヒットノーランを喰らうというのも確かにとんでもない話ですから、これを3つめに入れるのもわかりますが、せめて3つに入れなくても杉浦と長嶋の話は別枠で紹介してくれたら良かったのにと古い野球ファンとしては思ってしまいました。

 ちなみにこの杉浦の引退試合、いつ頃の話だったのかとネットで調べてみたら1971年の春のオープン戦でのことでした。僕は小学校4年生から5年生になる頃です。40年以上も前の話では取り上げられないのも仕方ないです。オープン戦だし映像も残っていないのかも知れません。

 国民栄誉賞をもらった長嶋ですが、もはや40代以下は現役時代は知らないわけで、となると、なぜ長嶋がこれほどのヒーローでありカリスマなのかはわからないことでしょう。長嶋は「監督」だから偉いわけでも、面白いキャラクターのオジサンだから親しまれてきたわけでもないんですけどねぇ。



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