幹事クリタのコーカイ日誌2013

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4月18日 ● 超高齢社会がやってきた。

 先日総務省発表した日本の人口統計。1年間で約28万人もの人口減少、そして65歳以上の高齢者が3000万人を突破。以前から「くるぞくるぞ」とは言われていましたが、いよいよ本格的な超高齢社会へと日本が歩を進めた思いです。65歳以上人口が14歳以下人口を上回り、人口の約4分の1が高齢者になりました。つまり子どもと老人が半分、残る半分が働いているわけですが、まだ世の中には専業主婦がかなりいますから、実際に労働している人は1人で1人以上を支えているわけです。

 こうなってくると労働している世代は将来の蓄えなんて簡単にできるものではありません。いま現在、働いていない人間を食わせるだけでいっぱいいっぱいなのですから、未来の自分のためにお金を貯める余裕があるはずもない。さらにこの先ますます少子化が進めば、お金を少々蓄えたところで、自分たちの面倒を見てくれる世代の人口が少ないのですからあまり役に立ちません。

 残された手だては2つ。1つは外国人労働者を増やす。もう1つは高齢者の自立・自活です。どちらも口で言うほど簡単なことではありません。また伝統的な日本人の考え方、気質、文化からすると抵抗が大きいことも予想できます。ですが、なにも手を打たないままでは日本自体が立ち行かなくなるのですから、苦渋の選択をするしかないのです。

 僕自身ができることは、老人になっても働けるようにすること、そしてそのためにも少しでも長く健康でいること。さらに言えば死ぬ時は長患いせずにポックリ死ぬことくらいです。まあポックリ死ねるかどうかは運任せのところもあるので、何と言っても心身ともに健康でいることでしょうね。国の医療費削減にも役立ちますし。

 最近気をつけていることは、よく笑う、イヤなことは早く忘れる、無理をしない、クヨクヨしない、イライラしない、他人の目を気にし過ぎない、の6つです。基本的にはポジティブに生活するということですが、特に最後は大事だと思っています。社会で生きている以上、他人のことも考えなくてはなりませんが、必要以上に気にしても疲れるばかりでロクなことにはなりません。「人は人、自分は自分」。嫌われない程度にマイペースで。



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