僕も定年まであと８年とカウントダウンに入っています。まだ２０代の頃に大先輩から「お前らは入社何年目って数えるけど、残り１０年を切るとあと何年って考えるようになるんだ」と言われましたが、まさしくその通りで、この４月から自分が何年目なのかよくわからないのですが（多分３１年目）、残りは８年を切ったということはわかります。いやはや、まさに光陰矢の如し、歳月人を待たず。

　ただ高齢者雇用法の改正により今年度から６５歳まで希望すれば働けるようになったので、実際に８年後からフリーかと言うと多分難しいでしょう。なにせ年金を貰えるまでの５年間無収入ではとてもやっていけないからです。バブルの頃には５０歳を過ぎたらセミリタイアするつもりでいたのに、まさかこんな羽目になるとは世の中甘くありません。もっと堅実に暮らしておけば良かったと自分のキリギリスぶりを今さらながらに後悔しています。

　まあ過ぎてしまったことを悔やんでも仕方ないので、先のことを考えると、現実的には今の会社で６０歳を過ぎてからも働くという選択肢は有力なのですが、希望としてはできたら全然違う仕事をしてみたいと思います。３８年も同じ会社で働いたらもう十分でしょう。どうせ定年延長ではなく再雇用なんですから、だったら違うところで働いてみるのも新鮮です。

　さらに本音を言えば大好きなテニス関係の仕事があればそれが一番。６０歳過ぎてテニスコーチは体力的・技術的に難しいとしても、テニスクラブのスタッフとか、テニスコートの管理人とか、テニスショップとか。もしくはテニス大会の運営でも良いんですが、そういうところで求人していないかなぁと思っています。テニス大会の運営なんて今の仕事が活かせるからピッタリなんだけど。６０歳過ぎたら正社員じゃなくてもパートやアルバイトで良いので。

　ここにこうやって書いておくと、誰かが覚えていてくれて声をかけてくれたりしませんかねぇ。まあまだ８年猶予がありますから、時々こうやって書き続けておこうかな。テニス関係者の方、よろしくお願いします。