幹事クリタのコーカイ日誌2013

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3月30日 ● 7回目の激痛。

 さすがにもう50歳を過ぎて、できないと思っていました。もう年も年だし産み出す能力も落ちたのだろうと。30代の頃の再生能力もないし、終わったなぁと思っていたのですが。またできてしまいました。自分でもビックリです。もうできないと思って油断していたので、まさかという思いです。なにがって、石ですが。

 30代前半から毎年のように出てきていた尿路結石。ひどい時は半年に1個とか、左右同時にとか、とにかく我ながら驚くほど石を産み出してきていましたが、ここ数年すっかり腎臓もおとなしくなっていました。人間ドックのエコーでも問題なしだったので、本当にこれはもう石の生産も終わったのだとばかり思っていたのです。

 ところが一昨日の深夜というか昨日の未明、いきなり「コツン」という違和感が右の背中に。あれ、この感じは、と思っていると、みるみるうちに痛みが増してきました。「石だ!」とすぐにわかりました。前回は7年前。ご無沙汰でしたが、すでに7回目ともなると馴染みの痛さだとさえ思えてきます。

 きたきた、と思っているうちに息ができないほどの激痛。全身から血の気が引いて体温が下がるのがわかります。痛み止めの坐薬はとっくに期限が過ぎているので、仕方なくロキソニンを飲んでみます。多分気休め程度にしかなりませんが、何も飲まないよりはマシなはず。ベッドに横たわってウンウンと悶絶すること2時間弱。いつの間にか痛みが引いてそのまま眠っていました。

 いつものことですが、一番痛いのがこの最初に腎臓から出てきた時。狭い尿管を石が削りながら落ちてくる時が激痛です。どこかで落ち着いてくれれば痛みは収まり、膀胱に落ちてしまえば後は広い尿道を降りてくるので楽チン。最後は「チーン」という感じで石が尿とともに出てくるのを待つばかりです。

 夜、鈍い痛みはあるもののもう大丈夫だとは思いましたが、かかりつけの泌尿器科に7年振りに行きました。先生も「久しぶりですね」と言いながら「確実に石ですね」と。こちらもベテランだけにわかっているのですが、一応エコーも撮ってもらいました。

 「あれ、まだ腎臓に大きいのがありますね。9ミリくらいかな。これ動くと痛いですよ」。なんと、まだ大物が残っていたようです。9ミリはちょっと痛そう。いつも動くのは3〜6ミリ程度。20年前に手術した時のは18ミリくらいの大物でしたが、9ミリとなると手術するには小さいので、かなりの痛みを我慢することになりそうです。

 先生は「薬で溶かして小さくできるから大丈夫ですよ」と言ってくれましたが、溶ける前に動いたら災難です。またしばらくは爆弾を抱えて生きていく羽目になりました。さて、8回目はいつになることやら。




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