幹事クリタのコーカイ日誌2013 |
3月17日 ● WBCも大詰め。 いよいよWBCも優勝まで残り2試合。決勝トーナメントが始まります。3連覇を目指す日本はジャイアンツ、カブスと練習試合をして調整につとめていますが、ここにきて打線が当たりだしたので優勝へ向けて視界良好というところ。問題はリリーフ投手の調子があがらないことですが、まあ元来は先発をつとめている投手たちをリリーフに使うということに難しさがあるので、ある程度の失点は仕方のないことのような気もします。 ところで決勝トーナメントを前にしてアメリカが姿を消してしまいました。今回こそ優勝するつもりで臨んでいるという話でしたが、やはりアメリカにとってはなかなかモチベーションが上がらない難しい大会のようです。なにせ自分たちで主催しておきながら、世界一決定戦はあくまでもワールドシリーズだと思っている国ですから。 ただこれで大会前の下馬評で優勝候補と言われていたアメリカ、キューバ、韓国が全て決勝トーナメントを前に姿を消したことになります。もちろんドミニカもプエルトリコもメジャーの選手を数多く擁していて決して弱くはありませんが、それにしても日本としてはこの組み合わせはラッキーだと言うべきでしょう。キューバに負けて、アメリカや韓国とは対戦もしていないのに、これで優勝しても「世界一」なんて、ちょっとインチキなのではないかと思ってしまうほど恵まれました。 まあそれだけ野球というのは一発勝負ではどちらに勝ちが転がり込むかわからないスポーツだということでしょう。日本だってあの台湾戦の鳥谷の盗塁が失敗に終わっていたら、そのままキューバにも負けて大会から早々に姿を消していた可能性も十分にあったのですから。本当に毎回WBCでは紙一重のところを勝ち上がってきています。それだけ相性の良い大会だと言うことでもあるのですが。 ここまできたらもう期待は優勝しかありません。準決勝はマエケン、決勝はマーくん。この2人の先発投手の出来いかんにかかってくるでしょうね。 |