幹事クリタのコーカイ日誌2013

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3月6日 ● ピアノの発表会直前。

 僕はいま「お稽古ごと」オヤジです。サックスとピアノのWスクールに、現在休会中ですがテニススクール、そして山本麻友美プロとのテニス練習会。山本プロも含めて先生が合計4人もいることになります。もちろん安くはないレッスン代を払い、自ら進んで学びに行っているわけですから、先生、コーチにも納得して通っています。どんなことを習うにせよ先生選びは大事。長続きするかどうか、上達するかどうかも先生次第ですから。

 ピアノのMちゃん先生は24歳と若く、インストラクター経験まだ2年と浅いですが、僕は彼女の真面目で一生懸命なところが気に入っています。適度に手を抜くことができず、それゆえに体調を壊したこともありますが、初心者オヤジの僕にもまるでジュニアを教えるように結構厳しく指導してくれます。適当に誉めておだてておけば良いのにと、教わっているこちらが思うほどダメ出しも多いのですが、だからこそ教わっている甲斐もあるというものです。

 ただ人によっては「そんなに厳しくしなくても」と思うかも知れません。もう1人のピアノのH先生は年齢も経験もMちゃん先生より上なので、そのあたりの匙加減が巧く、なごやかに楽しくレッスンをしているようです。多分大人向けの音楽教室の先生としては、そうした方がより幅広い生徒に受けることでしょう。僕のように「厳しいところが良い」なんてドMなことを言う生徒がどれだけいるか怪しいものですから。

 そのH先生が今月半ばで退職するそうです。しかも同じスクールでフルートを教えている先生も今月で転勤。これはMちゃん先生にとっては辛いと思います。一緒にスクールを支えてきた先輩同僚が一気に去っていき、残された自分が新しく入る後輩を率いていかなくてはならないのですから。まだ24歳で真面目な彼女にはかなり心身ともに負担がかかることでしょう。

 自分がリーダーになる来年度を見越して、すでに「頑張らなきゃ」という真剣な顔をしているMちゃん先生。これも社会人としての試練なんだから乗り越えていかなくては、と思って横から見ている僕は、まるで父親の心境です。もっとも父親と言えどもピアノを弾けば相変わらず「なんでそうなるかなぁ」なんて叱られているのですから面白いです。いよいよ今週土曜日は初めてのピアノの発表会。Mちゃん先生との連弾です。厳しいMちゃん先生からも「大丈夫です」と一応お墨付きを貰いましたが、さて、どうなることやら。



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