幹事クリタのコーカイ日誌2013

[ 前日翌日最新今月 ]


 
2月22日 ● WBC日本代表決定。

 WBC日本代表のメンバーを見て納得の部分と疑問の部分がそれぞれありました。33人の候補選手から5人外したわけですが、落選したのは浅尾、山井、大島、村田、聖沢。このうち浅尾と山井は予想通りでした。浅尾は抑えエース候補の一人だっただけに残したい投手。ただ故障からの回復が遅れている以上無理です。山井はもともと好不調の波が激しいので、今回は実力的にも難しいと思っていました。

 野手の中では大島も状態が悪く、本来の実力なら残したい選手ですがこれも仕方ないでしょう。ただ残る2人を外したのはどうだったのかと思います。聖沢は代走のスペシャリストとして残しても良かったのではないかと思います。セの盗塁王の大島を外した以上、パの盗塁王は切り札として置いておいて欲しかったところです。

 村田も同じです。今回の日本代表はスモールベースボールに特化した形ですが、やはり一発長打が欲しい場面もあります。内野手で長打のある選手は日本では貴重です。代打としてオプションに欲しかったところ。また村田を外したせいで内野手は似たようなタイプの選手ばかりになりました。選択肢を狭めてしまってバランス的にはどうかと思います。

 僕が考えるスタメンは、1番(左)内川、2番(二)本多、3番(三)松田、4番(右)糸井、5番(一)稲葉、6番(D)中田、7番(中)長野、8番(遊)坂本、9番(捕)阿部。9番に阿部?と思われるでしょうが、僕が考えたのは繋がりです。同じチームの選手をなるべく並べることで気心の知れた打線が組めます。ソフトバンク、日本ハム(糸井はオリックスですが)、巨人の3チームだけで打線を組んでいるからこそできることですが。それにしても青木とイチローがいないのは残念です。まあ誰が出てもコツコツと単打を積み重ねるしかありませんが、スモールのスケールがよりスモールになってしまった感じ。

 さて、いかにも点が多くは取れなさそうなこのチームで、まず福岡でのキューバ戦を勝たないとなりません。なにせキューバに負けると次は恐らく韓国です。日本にとってはかなり厳しい戦いが続きます。3連覇はおろかアメリカまでたどり着けるのかさえ、おぼつかない気がします。

 なお中日ファン的には、浅尾、山井、大島の3人が外れたことはある意味朗報でしょう。調子が悪いのに無理して出て今シーズンを棒に振るかもしれない心配はなくなりましたから。代表に残った井端も出番はきっと少ないでしょうから、シーズンに影響を残さないようにベンチや裏での活躍を期待しています。まあ犠打が必要な時くらいには出てくるかも知れませんが。



gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」