幹事クリタのコーカイ日誌2013

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1月17日 ● 娘がバイト代で奢ってくれた。

 娘が12月から始めた紳士服専門店でのバイト。店長が嫌いだとか足が痛いとか、いろいろ文句は言っていますが、それでも初めてのバイトは頑張って続けています。

 その12月分のバイト代が先日振り込まれました。27000円。まだ日数が短いのでこれくらいですが、これまで小遣い月5000円で過ごしてきた身としては「大金」でしょう。と言っても使い道はすでに決まっているようで余るわけではないみたいなのに、初バイト代で僕と妻にご馳走してくれました。

 いつも良く行く我が家から徒歩20秒の焼鳥屋。美味しいのですが、場所柄を考えるとちょっとお高い。家族3人で行くといつも8000円くらい。息子がついてきたら確実に1万円オーバーする店ですが、そこで奢ってくれると言うのです。

 娘の奢りとなると、こちらも気前よく注文するわけにはいきません。いつも「皮8本、もも6本、うずら玉子4本、つくね4本…」なんて調子でガンガン頼むのですが、ちょっと遠慮気味。ビールも1杯にとどめます。まあそれでも一応締めの「とりきしめん」まで頼んで、お会計は6400円。いつもよりは安く済みました。娘が財布から偉そうにお金を出して払ってくれたので、ナイナイのように「ごちになります!」とお礼を言いました。

 それにしても子どもが金を稼いできて奢ってくれるというのは良いですねぇ。子どもの成長を喜ぶ、という真っ当な感想もありますが、子どもが稼いできたら生活が楽だぞぉ、オヤジは働かなくてもいいぞぉ、とよこしまな考えがどうしても浮かんでしまいます。息子が石川遼だったら、娘が芦田愛菜だったら、どれほど親は左うちわなことでしょうか。

 そう言ったら、娘に「親がビル・ゲイツだったらね」と言われてしまいました。そりゃそうだ。



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