昨日、期日前投票に行ってきました。ここのところ選挙ではずっと期日前投票をしています。日曜日が何かと忙しいということもありますが、なにより期日前投票の方が楽だからです。投票所は駐車場がないので、１０分以上の距離を歩いていくか路上駐車かという二択になってしまいますが、期日前投票なら区役所なので駐車できるからです。

　昔はさらに空いていてスイスイ進むから、ということもありましたが、最近はむしろ期日前投票の方が混んでいるのではないかと思うくらいの盛況ぶり。昨日は土曜日ということもあって、区役所の駐車場は交通整理している職員さんが２人もいました。

　期日前投票に来ている人はほとんどが中年以上で、若者は本当にパラパラと見かけたかなというくらい。いったい今回の選挙で投票しないでいつ投票するんだと思うのですが、それでも若年層の投票率は低いんでしょう。投票するのが高齢者ばかりだから、政治家が年寄り受けばかり狙った政策を実施し、若者はどんどん搾取されて損するばかりだということを考えないのでしょうか？まあ僕はこれから老人になっていくので、ある意味ではその方がラッキーですけどね。投票率が下がれば相対的に僕の一票の価値は上がるわけですし。

　普通選挙や女性の参政権を血の滲む努力で獲得してきた先人たちには申し訳ないですが、参政権はあくまでも「権利」であって「義務」ではありませんから、権利を放棄している人間が損をするのは当然のこと。若者が自分たちの将来が暗いだの何だの嘆くなら、まず投票に行こうというムーブメントでも起こせばいいのに。

　このままでは確実に彼らに押しつけられる負の遺産は大きくなるばかりです。赤字国債や年金だけではなく、核廃棄物や環境破壊なども含めて。このまま先送りを続けていたら、２０５０年くらいには日本はどうなっちゃうんだろうと思いますよ。僕は多分死んでしまっているから関係ないですけど。