幹事クリタのコーカイ日誌2012

[ 前日翌日最新今月 ]


 
10月30日 ● 駅伝で大健闘した大阪芸大。

 日曜日に仙台で行われた全日本大学女子駅伝。毎年立命館大と佛教大が競り合って、名城大が3位に入るというのがここのところの定番でしたが、今年は3強の一角名城大がなんとシード権も逃す7位と低迷。代わりに筑波大がルーキーの活躍で見事に3位に食い込みました。名城大は我が家のご近所だけに応援していたのですが残念。巻き返しを期待したいと思います。

 さて、名城大以外に僕が注目していたのが大阪芸術大学です。そう、芸大が全日本に出てきたのですからこれは注目しないわけにはいきません。もちろん芸術系大学の全日本出場は初めて。大阪芸大はまだ創部4年目だそうで、競技スポーツには縁が無さそうな芸大生がどこまでやるのか目が離せませんでした。

 と言っても、駅伝中継というのはなかなか下位のチームは映してくれません。大阪芸大はだいたい15位〜17位あたりを走っていたので、中継所でチラッと映って順位を確認するくらいです。ただ大阪芸大と競り合っていたのが日本体育大学だったのが、またより一層興味をかきたてました。

 日体大と言えば、誰もが知っている日本一の体育系大学です。日体大と大阪芸大がスポーツで勝負するなんて、普通に考えたらあり得ません。ところがそんな奇跡の対決が全日本大学女子駅伝という大舞台で実現していたのです。

 1区では日体大14位、大阪芸大15位。2区も順位は同じながらタイムは少し開きました。3区で大阪芸大が1つ順位を落とし16位に。2校のタイム差も1分以上になります。4区でも順位は変わりませんがタイム差は33秒にまで縮まりました。5区で両校とも1つずつ順位を落とし15位と17位になり、タイム差は15秒に。そして最終6区で大阪芸大が追い上げて、というか日体大が落ちてきて何と同タイムでゴール。順位は大阪芸大17位、日体大18位で、大阪芸大が日体大をかわしてしまったのです。

 芸大が体育大に勝ってしまったのですから驚きです。しかも28チーム中17位というのは、初出場としては立派な成績だと思います。4区と5区で区間14位と粘ったのが良かったのでしょう。来年以降も大阪芸大が全日本に出てくるかどうかわかりませんが、出てきたらまた秘かに応援したいと思っています。



gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」