幹事クリタのコーカイ日誌2012

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10月28日 ● 最近読んでいる本。

 アマゾンのキンドルを見て少し電子書籍への興味がかきたてられましたが、通勤時の暇つぶしは相変わらず文庫本を読む旧世代です。最近通勤電車の中を見回しても、大半はスマホをいじってます。ゲームをしているのか、メールを打っているのか、ツイッターやフェイスブックを読んでいるのかわかりませんが、いずれにしても昔ながらの読書派は本当に少なくなりました。そのうちタブレットで電子書籍を読む新読書派が盛り返すかも知れませんが。

 文庫本は何より安上がりで手軽です。バッテリー切れを心配しなくても良いですし、ペースメーカーを入れているお年寄りが近くに座っても遠慮もいりません。いざとなったら投げ捨ててもそれほど惜しくはありません。スマホはホームに落としたら命を賭けて拾いに行くのでしょうか。

 最近読んでいるのは歴史オタクかと言わんばかりのラインナップ。「天地明察」「のぼうの城」「秀長さん」などの歴史小説や、「逆説の日本史」など。さらにまだ買っただけで読んでいない網野善彦「日本の歴史をよみなおす」なんて堅いのもあります。まあちょっと前まで東野圭吾や海堂尊を読んでいたので、歴史もの一辺倒ではないのですが、年を取ると本当に歴史好きになるものですね。

 小学校高学年から中学生の頃はユーモア小説やエッセイが好きでした。井上ひさしや北杜夫、星新一がお気に入り。高校時代はSF小説か推理小説。小松左京に筒井康隆、栗本薫、小峰元、アガサ・クリスティにエラリー・クィーン。あー、庄司薫も読みました。大学生になってかなり守備範囲も広がりましたが、それでも歴史小説にはまだあまり手を出さなかった覚えがあります。司馬遼太郎ですら「国盗り物語」こそ中学生の時に読みましたが、大半の作品を手にしたのは30代以降です。

 それがすっかり最近は歴史小説やら歴史エッセイやらを好んで読んでいます。もうひとつ好んで読むのが青春小説、スポーツ小説なので、老と青を混合してバランスを取っている気がします。



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