幹事クリタのコーカイ日誌2012

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10月25日 ● 改めて、交通事故は怖い。

 最近、知り合いの若い女性が2人続けて交通事故に遭いました。それぞれ状況は全然違うし、怪我の程度も違うのですが、どちらも重傷であることには変わりありません。幸い後遺症が残るような怪我ではなく、リハビリをすれば社会復帰できるそうですが、それまで仕事を長期間休まなければならないし、2人ともひとり暮らしだったので、誰か付き添っていないと生活もできません。結局名古屋を離れ故郷に帰って家族の世話になるようです。

 僕の大好きなテニスをしていて怪我をすると言っても、せいぜい捻挫くらい。もっともひどい怪我でアキレス腱の断裂でしょうか。さすがにアキレス腱を切ると入院・リハビリということになるので大変ですが、それ以外はテニスをちょっと休めば仕事や日常生活には大した支障をきたすような怪我はしません。

 しかし交通事故は違います。一瞬にして命さえ簡単に奪われてしまいます。上記の2人のように大怪我しても数ヶ月で元通りになるならまだマシな方です。それほどクルマは凶器であり、ドライバーは銃を握って人に向けているくらいの緊張感をもって運転するべきなのです。

 もちろん人間のやることですから、それでもミスは必ず起きます。その時のためにクルマの安全性を高めることも徹底してやらなければなりません。アクティブセーフティ、パッシブセーフティのどちらも怠ることはできません。自動車メーカーは燃費も運転性能も居住性も大事でしょうが、やはり人命を守ることにまずは力を一番傾注してもらいたいと思います。

 先日、知り合いが奥さんのクルマを買うのにコンパクトカーなんてもったいない、軽自動車なら維持費がかからず安いから良い、という話を聞きました。奥さんの命よりもお金の方が大事なのかな、とその話を聞いて思いました。上記の女性も軽自動車に乗っていて事故に遭いましたが、せめてコンパクトカーだったらそこまでひどい怪我にはならなかったんじゃないかと考えられます。運転が下手な奥さんのクルマは、周りが避けてくれるからベンツにしているという人も知っています。お金が無尽蔵にあるわけじゃないですが、買える範囲でなるべく安全なクルマを買ってあげたら良いのになぁと思います。



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