幹事クリタのコーカイ日誌2012

[ 前日翌日最新今月 ]


 
10月12日 ● 某野球解説者に聞いたCS予想。

 いよいよプロ野球のクライマックスシリーズが始まります。昨日は野球解説者の某氏と仕事で一緒だったので、ちょっとセ・リーグの見通しなどを聞いてみました。

 まず気になったのは吉見がいない中日の先発投手陣について。先日NHKでは落合が「ナゴヤドームで強いのは川上とマサ」と言ってたけど、本当に両ベテランでいくのかと思って某氏に聞いてみたところ「いや、それはヤクルト戦だけ考えたらありですが、巨人戦まで考えたら先に若手を投げさせないと回らないと思いますよ」とのこと。なるほど、山内、中田、岩田あたりをヤクルトとのファーストステージで投げさせて、巨人とのセカンドステージに川上、山本昌、そしてまた山内らでいくということです。確かに両ベテランを先に投げさせたら、そんなスパンでは投げさせられないから先発が足りなくなるというのはよくわかります。

 某氏は「いずれにしても先発はせいぜい5回まで。後は中継ぎで勝負です。多分ソトあたりも中継ぎに回して継投でしのぐと思いますよ」とのこと。短期決戦ではどんどん良いピッチャーをつぎ込むことが大事。それは高木監督がかつての「10.8決戦」で学んだことでもあります。先発を手薄にしても分厚い継投で凌ぐというのは、いかにも今季の中日らしい戦い方でしょう。某氏の読みはさすがです。

 「あとはとにかく打線ですよ。打てなければ苦しい。いくら投手が抑えても一発があるから」。確かにヤクルトも巨人も長打力のある選手がいます。中日にもブランコという屈指の長距離砲はいますが、いずれにしても一発で勝負がつく可能性も大きいのでしょう。「巨人としてはヤクルトよりも中日の方がイヤなはず。ただ吉見の穴はいずれにしても大きいので、今年は巨人がいくんじゃないですか」。

 まあ誰が考えてもそういう結論になります。期待は中日打線の中で誰かが神がかり的に打つしかありません。ポストシーズンに強い森野あたりが突然覚醒したりしないですかねぇ。



gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」