幹事クリタのコーカイ日誌2012

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10月9日 ● 教えを生かすも殺すも。

 3連休の中日にサークルメンバーと一緒に恒例の山本麻友美プロの練習会をしました。彼女との練習会は腕に覚えのある男性陣でプロに挑戦するという場合と、女性や中級者を集めて、それぞれの課題を個別にレッスンしてもらうという場合がありますが、今回は後者の練習会でした。

 僕以外の5人にそれぞれ事前に自分が山本プロに教えてもらいたいことを考えてきてもらい、プロにマンツーマンでレッスンしてもらいます。なかなか贅沢な形式の練習会です。またそれぞれへのアドバイスは本人以外も参考になるので、結局課題が多ければ多いほど、いろいろなヒントを貰えることになります。

 今回はKちゃんとI藤くんが力強いフォアハンドストローク、K上くんがサービスのスピードアップ、Sヒロがアングルショットでコートから追い出された時の対応、Tむりんがストレートアタックされた時のストップボレーというテーマでした。

 僕もそれぞれのレッスンを横で聞いていて、どれも「なるほど」と思うことがたくさんありましたし、自分のプレーにも生かせそうなヒントをもらえました。山本プロは一人一人のプレーをちゃんと見て、それぞれの技術や体力に合ったアドバイスをくれるので、本当に的確です。そこはやはりテニスクラブの普通のコーチとは全然レベルが違います。基礎ができている中級以上なら山本プロの1回のレッスンで、時にはテニススクール3ヶ月分くらいの効果はあると僕は思っています。

 ただそれで見違えるように良くなったように思えても、しばらくすると忘れてしまってまた元に戻ってしまうのがテニスの難しいところ。自分が体で覚えるまで繰り返し練習をすることと、忘れないように頭の中で反芻することが大切です。素晴らしい教えも最終的には本人の自覚と努力ということ。テニスの進歩に王道なしです。



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