幹事クリタのコーカイ日誌2012

[ 前日翌日最新今月 ]


 
8月10日 ● なでしこの集大成。

 昨夜はレスリング吉田が初戦を手堅く勝ったのを確認して10時に寝ました。もちろん未明のなでしこジャパンの決戦に備えるためです。起きたのは午前3時過ぎ。吉田が金メダルを決めました。さすがです。寝ていても安心なのは、さすがALSOK。

 女子バレーの準決勝ブラジル戦が始まったので見ていましたが、準々決勝の中国戦に比べて日本の動きが硬い感じ。力負けしているだけではなく、気持ちで負けているような気がします。これはヤバイなぁと思いつつ、サッカーにチャンネルを変えます。

 なでしこの布陣はいつもと同じ。最初から攻め立てられるのもいつもと同じ。違ったのは先制点を取られてしまったこと。アメリカはタレントが揃っているし、スピードもパワーもあって、やはりチャンピオンだけのことはあります。しかも昨年のW杯で日本に負けているだけにリベンジの気持ちも強そう。

 ただ日本も攻めの形はできていて、再三決定的なチャンスを作りますが、最後のところでゴールを割れません。惜しいシュートが何本もあったのですが、アメリカのGKソロの美技とバーに阻まれます。そうこうしているうちに2点目を許してしまいますます苦境に陥ります。1点を返してさらに選手交代カードを切ってアメリカゴールに迫りますが、結局W杯の時のような奇跡的な粘り腰は発揮できずに終戦。

 2対1というのは実力差を考えればやむを得ないところかも知れません。選手たちはみなよくやりました。1本でも惜しいシュートが入っていれば結果は逆になっていたかもと思うと、今回は運がなかったとも思います。ただ澤はこれで引退するようですし、佐々木監督も勇退。ここまでチームを引っ張ってきた2人がいなくなった後に、再び金メダルのチャンスが巡ってくるのかどうかと考えると、やっぱり勝っておきたかったかも。今回のチームこそなでしこジャパンの集大成という気がしますから。

 すっかり夜が明けてしまった午前5時半過ぎ、もう一度ベッドに戻りました。男子サッカーの3位決定戦に同じことをする情熱は残っているやらいないやらと思いつつ。



twitterでもつぶやいています@kanjikurita

gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」