幹事クリタのコーカイ日誌2012

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7月30日 ● お家芸が低空飛行でスタート。

 日本のオリンピックでのお家芸と言えば柔道、体操、水泳。今回のロンドン五輪でもこれらの競技でメダルラッシュを期待されています。ところが始まるやいなや暗雲が漂っています。

 水泳では若い17才萩野の銅メダルという活躍はありましたが、北島の予選での泳ぎを筆頭にピリッとしません。体操男子もまだ予選ではありますが、失敗演技の連続。金メダル確実と言われ安定感抜群の内村までが鉄棒で落下して種目別決勝を逃すという信じられないアクシデント。これがオリンピックの重圧なのかと思いますが、ここから団体や個人総合でどこまで巻き返せるのかハラハラしながら見ることになりそうです。

 何より痛いのは柔道の軽いクラスが2日間で金ゼロに終わってしまったこと。いつもここで勢いをつけるところなのに、逆に危機感が高まってしまいました。平岡が銀、海老沼が銅を取ったものの、女子の福見と中村がメダルさえ取れないとは思いませんでした。本来なら金4つだって狙えたところです。

 もっともスポーツは結果だけが全てではありません。日本柔道は勝負では世界に追いつかれてしまいましたが、内容ではまだまだリードしています。きちんと組めば一本を取れる美しい柔道。姑息にポイント稼ぎをせず、逃げずに堂々と攻める柔道。これはさすが本家です。たとえ負けても誇り高い日本柔道を今後も見せて欲しいと思います。



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