幹事クリタのコーカイ日誌2012

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7月18日 ● 岩瀬の起用法は誰が決めているのか。

 昨夜の中日は2対0とリードして9回裏に岩瀬を投入。完璧な勝ちパターンにも関わらず、そこから岩瀬が打たれてサヨナラ負けを喫しました。先日の巨人戦でも勝ちパターンになりながら岩瀬が打たれて同点に追いつかれましたが、昨夜の方がより岩瀬の調子は悪かったと思います。

 コントロールが悪くボールが高めに浮いているし、球威も切れもない。あれでは打ってくれと言わんばかりです。アウトもロクに取れずに3点を奪われたのも、あのピッチングでは仕方ありません。出てきて2連打されたところで「ダメだな」と素人目にもわかるのに、なぜ岩瀬を交代させないのか、その采配が納得できません。

 岩瀬にかつての力がないことはもう3年くらい前から繰り返しここでも書いてきました。今の岩瀬は「顔」で抑えているだけです。もちろんしっかり休養させて体調を整えさせればまだ大丈夫だと思いますが、体力的に年々きつくなってきているのですから、昨夜のようにダメな時はダメ。打たれるだろうと思いながら投げさせて、やっぱり打たれて、それでも岩瀬と心中しなければいけないものなのでしょうか?

 昨夜なら少なくとも1点差に詰め寄られたところで交代でしょう。普通の投手が投げていたらもっと早く代えられています。岩瀬だからこそ最後まで投げさせたということなんでしょうが、首位巨人に4ゲーム差(昨夜負けて5ゲーム差)もつけられている状態で、そんな悠長なことをしている場合なのかと思います。せっかくリーグ随一の良いリリーフ陣を抱えていながら、ホームランでもなく単打を重ねられて、むざむざと逆転サヨナラ負けを喫するというのを采配ミスと言わずして何と言うのでしょう?

 投手起用に関しては高木監督ではなく権藤コーチの専任事項らしいですが、最近2人がバトルしたという報道もあったように、呼吸が合っていないように感じます。昨夜岩瀬を続投させたのが高木か権藤か、どちらの決断かはわかりませんが、この際だから思いきって権藤は外して近藤コーチと相談しながら高木監督が投手起用の采配をふるった方が指揮系統が一本化して良いんじゃないかなぁと思います。これ以上傷が広がらないうちに手を打たないと3連覇が遠のくばかりです。



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