幹事クリタのコーカイ日誌2012

[ 前日翌日最新今月 ]


 
7月16日 ● 名古屋場所も後半戦へ。

 大相撲名古屋場所も中日を終わりました。ここまで全勝は白鵬と日馬富士の2人。今場所がいつもと違うのは大関陣が結構頑張っていることです。把瑠都と琴奨菊が1敗、琴欧州、稀勢の里、鶴竜が2敗。先場所1度もなかった横綱大関が安泰だった日が3日もありました。さすがに7人揃って勝つというのは結構難しいと思いますから、ここまでは大関陣が踏ん張っていると言っても良いでしょう。

 下位では魁聖と大道の2人が1敗です。先場所のように上位陣が潰し合うと下位の力士が優勝争いに加わってくることができますが、今場所の白鵬の調子なら13勝以上での優勝になりそうな気がしますので可能性は低いでしょう。これから後半戦の上位陣の直接対決の結果がそのまま優勝争いに直結します。

 本命は白鵬で間違いありません。かつての安定感はありませんが、まだまだ頭ひとつ実力は抜きん出ています。対抗は全勝で並ぶ日馬富士と力がある把瑠都。ただ他の大関が白鵬を倒す援護射撃がないと自力では簡単ではないでしょう。1敗の琴奨菊は白鵬との直接対決に弱いし、白鵬に強い稀勢の里は簡単に取りこぼす上にチキンハートなので望み薄です。日本育ちの日本人力士が優勝するのは今場所も可能性が低そうです。

 それから同じ境川部屋の関脇豪栄道と小結妙義龍が今場所それぞれ2大関を倒しています。この2人は年も同じで学生時代から一緒に相撲を取ってきたライバルです。2人ともまだ上位との対戦を2番ずつ残しているので後半戦も面白い存在です。



twitterでもつぶやいています@kanjikurita

gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」