過去に何回も書いていることですが、いま現在使っているデスクトップＰＣは２００１年７月に購入した老兵です。なんと１１年前のＰＣ。当時としてはまあまあハイスペックだったのですが、日進月歩のこの世界で１１年という歳月は残酷なほど長い時間です。普通は３〜４年くらいで買い替えるんじゃないかと思うので、１１才は当然のことながらヨボヨボの老人のような状態になっています。

　遅いのは仕方ありません。最新の周辺機器はつなげないのも、新しいアプリが使えないのも諦めます。そんなことは大した問題ではないのです。問題は何が原因かわからない状態で時々フリーズすること。先ほども起動しようとすると外付けＨＤＤの電源がいきなり落ちる、という意味不明な挙動を２度もやらかしてくれました。３回目にようやくちゃんと起動して無事に使えるようになりましたが、データが全部入っている外付けＨＤＤがぶっ飛んだのかと焦りました。

　もう２０年くらいＰＣを使っているので、道具としてＰＣがまだまだ不十分だった時代の経験がありますから、ちょっとやそっとのことではパニックにはなりません。とは言えロートルＰＣは心配です。これまで買い替えなかったのは、環境を移行する面倒くささについつい先延ばしにしていたから。なにせ１１年も使っていると、オートログインだらけでパスワードが不明になっているところが山のようにあります。いちいち調べ直すことを考えると、どうしても「まあいいや」と思ってしまうのです。

　ただいきなり壊れてしまっても困るので、まだちゃんと動いているうちに移行した方が良いことも確か。買っちゃおうかなぁ。