幹事クリタのコーカイ日誌2012

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7月1日 ● ウィンブルドン1週目終了。

 ウィンブルドンもちょうど半分が終わりました。今年は日本選手が男女各3人ずつ出場したため、1週目は日本選手の応援で盛り上がることができました。土居、伊達、伊藤は1回戦負け、森田と添田が2回戦、そして錦織が3回戦で負けてしまい、1週目が終わるとともに日本選手も終わってしまいましたが、以前に比べれば見応えがあったと思います。

 1回戦負けの3人は残念でしたが、土居と伊藤はまだまだグランドスラムのレベルではないですし、伊達は怪我をおしての出場なので、今回は出られただけでもよしでしょう。森田はできたらもうひとつ勝ち上がって欲しいところでしたが、添田は1回戦を勝ち上がった上にデルポトロ相手に善戦しました。まだトップクラスの選手相手に勝てるとは思えませんが、ツアーレベルでも十分戦えるところまで上がってきたのは立派です。

 錦織はこのウィンブルドンが故障明けの復帰戦でしたから、シードを守っただけでも良かったのではないでしょうか。デルポトロに勝つには体調をもっと整えていかないと厳しいでしょう。錦織はトップ10入りを狙っているでしょうから、まずは故障しない体作りが一番の課題です。

 さて、優勝争いは相変わらず混沌としている女子はひとまず置いておいて、男子はナダルが2回戦で負ける大波乱がありました。ジョコビッチは順調に勝ち上がり、フェデラーは3回戦で大苦戦しましたが辛うじて逆転勝ち。この2人が対戦する準決勝が事実上の決勝戦となりそうです。負けたナダルの山にいるマレーは今年こそ優勝のチャンスです。地元のプレッシャーをはねのけることができるかどうか。ただマレーが決勝に行くにはデルポトロもツォンガも倒さなければなりません。まだまだ厳しい道のりになりそうです。

 フェデラーが優勝すればサンプラスの持つ大会最多優勝記録7度に並ぶだけではなく、久しぶりにランキング1位に返り咲くことも決まっています。そしてこれまたサンプラスが持つ通算最多1位在位ランキングにもあと1週と迫っているので、これも記録更新を果たします。フェデラーの動向を中心に楽しみな2週目です。



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