幹事クリタのコーカイ日誌2012

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6月30日 ● 半年でどこまで「深める」ことができたか。

 今年も早くも半分が終わりました。年を重ねるにつれて時間が過ぎるのが早くなるは常ですが、最近は半年なんてアッという間に感じます。一生が80年だとして、前半の40年の何倍ものスピードで後半の40年は終わりそうです。

 今年の目標のひとつが「趣味を深める」ことなのですが、これだけ時の経つのが早いとなかなか深めたくても深まりません。子どもの頃に半年も練習したら相当上達したものですが、この年になると半年でようやく子どもの頃の2ヶ月くらいの進歩かなという感じ。まあそれでも上達するだけマシというものなのかも知れませんが。

 テニスは毎週のように山本麻友美プロと練習しているので、自分なりには上達を感じています。少なくとも技術的には昔よりはるかに向上しました。ただ問題は加齢による身体能力の衰え。目が見えなくなり瞬発力や反射神経が若い頃より衰えているので、ストロークは上達しましたがボレーは体の衰えた分と相殺しているかなと思います。

 テニスはフィジカル、テクニック、タクティクス、メンタルの4要素を向上させないとトータルな「テニス力」は上がりません。後の3つは年を取っても練習と工夫で向上しますが、フィジカルだけは鍛えているプロのアスリートですら衰えていくのですから悩ましいところです。しかも何よりまずフィジカルこそがテニス力の基礎力ですからね。

 上達が遅いと言えば、テニスと並ぶもう1本の趣味の柱である音楽も同じ。サックスはこれで習い始めて丸3年になりました。ようやく先生からは「中級」のお墨付きをいただきましたし、自分でも何とか音は出せるようになってきたかなと思いますが、まだ表現力なんて言うレベルじゃないし、全ての音をクリアに出せるようになったわけですらありません。基礎練習からまたやっているくらいです。

 だから逆に3年かかってこの程度か、というガッカリ感もあります。なにせ中学生が3年間部活で楽器を練習したら相当なレベルになりますから、それに比べたらせいぜいまだ僕は1年生の冬休み明けくらいのレベルです。このまま春に下級生が入ってきたらヤバイぞ、というあの感じ。まあ毎日練習する部活と週にせいぜい2回程度のサラリーマンの趣味では上達速度に差があるのは当たり前なんですけど。

 ピアノはもうすぐ10ヶ月になります。こちらはサックス以上に難しく、他人様に聞かせるレベルにもほど遠いです。発表会に出る気にもなれません。右手と左手で違う動きをしながらリズムをキープすることのなんと難しいことか。これこそ子どもの頃からやっておけば楽だったろうなと思います。

 テニス歴は30年を超え、サックスは3年、ピアノは10ヶ月。それぞれに先生に教わりながらも上達が遅いと自らぼやき、それでも時々「おっ、うまくできた」という瞬間があると嬉しいし、またやる気にもなります。まずは楽しむこと。楽しんでいれば気付けば上達しているだろうと思っています。まあ上達してなくても楽しければそれでも良いですしね。



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