幹事クリタのコーカイ日誌2012

[ 前日翌日最新今月 ]


 
5月6日 ● 「ヒザ神」にならないように。

 「アメトーク」の人気企画に「運動神経悪い芸人」というのがあり、そこでフルーツポンチの村上健志が「ヒザ神」呼ばれています。見たことがない人には信じられない話ですが、村上は運動する時にほとんど膝が曲がらないのです。走っている姿はどう見ても競歩のようですし、走り幅跳びをすると膝をまっすぐにしたまま砂場に突き刺さるように着地をします。信じられないほどの運動神経の悪さは、まるで笑いの神がついているかのように爆笑ものです。

 我々のテニスサークルにも「ヒザ神」に近いメンバーがいます。彼もテニスの時になかなか膝が曲がりません。直立したままでストロークやボレー、サービスを打ちます。テニスで膝の屈曲を使わないでプレーするのはかなり難易度が高くなります。タメを作れないのでタイミングが取りづらいですし、地面からの力を使えないのでどうしても上半身だけで力んで打つことになってしまいミスヒットも増えるし、ボールに勢いも与えられません。

 ところが初心者ほど膝を曲げないで突っ立ったままで打つ傾向にあります。わざわざ難しい打ち方をしているのです。ただ初心者でも運動神経の良い人はすぐに正しいフォームを真似ることができるので、上級者の打ち方を見て膝を曲げるようになりますし、他の競技、特に球技の経験者なら運動連鎖を理解しているので膝を使ってボールに勢いを与えることができます。「ヒザ神」村上はサッカーを9年もやっていたと言う話ですが、それであのフォームは本当に信じられません。よほど運動神経が悪いのでしょう。

 ただ最近ちょっとわかってきたのですが、僕も疲れてくると膝を曲げないで突っ立ったまま打ってミスが多くなります。疲れで膝を曲げるのがきつくなるし、集中力が切れてプレーがぞんざいになってサボりだすからです。ミスが増えたら「ヒザ神」になっていないかチェックをしなければなりません。それでミスを減らせるし、何より膝を曲げないでプレーしていると下手そうに見えてカッコ悪いですから。



twitterでもつぶやいています@kanjikurita

gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」