幹事クリタのコーカイ日誌2012

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5月4日 ● 古いアルバムをめくって。

 ちょっと気が向いて昔のアルバムを見返していました。久しぶりにアルバムを見ていると、いろいろと思い出すことや気付くことがあります。若い頃に好きだった女の子のこと。それも好きだと意識する前に一緒に写っている写真なんて何とも微笑ましく思いますし、その後の展開を知っているだけにちょっと切なくもなります。

 長い付き合いになった友達と、最初に知り合った頃の写真も感慨深いものがあります。お互いに意気投合するとは知らずに、ちょっとまだよそよそしさが残っていたり。僕は基本的に友達との付き合いは長続きするタイプなので、20年、30年、40年の付き合いという相手がたくさんいます。小学校どころか、幼稚園時代から知っている友人も未だに付き合いがありますから、そんな相手なら50年近い歴史があることになります。

 子どもの頃からの友達とはアルバムにも成長過程がずっと刻まれていて、見ていても微笑ましくなります。小学生の洟垂れの頃、思春期の小生意気な顔、青年時代の溌剌とした表情、親になってからの柔らかく落ち着いた雰囲気。そして、それぞれの写真から漂うその時代の空気。

 学生時代の友人だけではなく、会社の同僚やテニスサークルの仲間だって20年来の付き合いという人もいます。古いアルバムに残る若き日の自分や友人の姿を見ていると、当時の空気も自分の気持ちもそのまま甦ってくるようです。アルバムはタイムスリップの小道具です。

 最近はデジカメの普及、そして携帯カメラのお陰で、昔よりも写真を撮るということがはるかにハードルが低くなり機会が増えました。その代わり、データとしては残っていても、あまりプリントすることもなくなりましたから、アルバムのページを一枚一枚めくる楽しさも減ってしまいました。久しぶりにハードディスクに残っているデータから選りすぐってプリントしてみようかなと思います。



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