幹事クリタのコーカイ日誌2012

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5月3日 ● 二股話で盛り上がる。

 俳優の塩谷瞬がモデルの冨永愛と料理研究家の園山真希絵と二股をかけていた件で、ワイドショーは大騒ぎです。ネットでは「やり過ぎ」「どうでもいい」「くだらない」という声が高かったようですが、確かによくあるどうでもいい話なのに、なぜこんなに盛り上がっているのでしょう?

 多分それは「どこにでもある」話だからこそ、ではないかと思います。独身男性が二股恋愛をしていて、それがおバカですぐにバレて、女から殴られてって、本当に一般人でも普通にありそうなネタで、それだけに誰でもすぐに理解できて話題にできるし、一言なにかコメントもできます。自分の過去の恋愛も引き合いに出せるし、知人の浮気性の男の話にも結び付けられるしで、本当に暇つぶしの話のネタにはもってこいです。

 これが「どうでもよくない」話、例えば福島原発事故による放射能汚染の問題については、簡単にコメントできないし、そもそもきちんと放射線について理解しているとも言い難い人がほとんどでしょう。大事な話ではありますが楽しい話題ではありませんから、つい避けてしまう人も多いと思います。そして二股話に花を咲かせるわけで、それでワイドショーを責めるのはお門違いというものです。

 冨永愛は以前テレビ番組で「浮気をされたことがない」と言っていたとか、山路徹が「涙を流すな、泣きたいのは女性の方」だと「お前が言うな」的コメントをしたとか、石田純一が二股については「そういう文化はない」と言ったとか、もう笑える話が続々と出てきています。この調子で茶化していれば、すぐに塩谷はバラエティ番組に出てきて「二股男」として売れっ子になれると思います。どうせ売れない俳優だったんだから、こうして「炎上マーケティング」するのもありなんでしょうね。



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