幹事クリタのコーカイ日誌2012

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5月2日 ● 何というオヤジ人気の高さ。

 マーケティングリサーチ会社が今年2月に、『いまいちばんすきな日本人男優』のアンケート調査を実施したところ、上位10人は以下のようだったそうです。

 1位 向井理(30)、2位 渡辺謙(51)、3位 阿部寛(47)、4位 高倉健(81)、5位 福山雅治(43)、6位 竹野内豊(41)、7位 西島秀俊(41)、8位 水谷豊((59)、9位 佐藤浩市(51)、10位 大泉洋(39)。

 なんとも見事にオヤジばかりが並びました。10人の平均年齢は48.3才。トップの向井理が一番若くてそれでももう三十路で20代はゼロ。次に若いのが大泉洋の39才。50代が3人もいて81才の高倉健までランクイン。「結婚したい」「彼氏にしたい」ランキングではないと言うものの、ここまでオヤジの人気が高いとは驚きです。人気男優がオヤジばかりでは、そりゃ若い男優が主演するドラマや映画がコケるわけです。

 もちろん、一昔前と違って、最近の中年は本当に若々しくなりました。福山だの竹野内だの40代になっても独身役を演じていて違和感がありませんし、昔なら祖父役をやりそうな年齢になっている50代の佐藤や渡辺も現役感バリバリ。かつて『太陽にほえろ!』が始まった時、ボス役の石原裕次郎は37才でした。ヤマさんの露口茂でさえ40才です。大泉がボスより年上、竹野内がヤマさんより年上。昔の人は老けていたと言うよりは、貫禄があったというべきかも知れませんが、もはやかつての「中年」のイメージは大きく変わってきたと思います。

 俳優だけではなく一般の中年男性もこの20年くらいの間に随分と若々しくなりました。アラフォー男性は独身も多く合コンや婚活をしていても不思議ではなくなりましたし(ちょっと前は30才過ぎて独身だったらホモ疑惑を招いていたものです)、アラフィフでも若い頃と同じようにアウトドアスポーツを楽しんでいたり、恋愛をエンジョイしている人もいます。金も余裕もあって元気なら、そりゃオヤジの人気が女性の間で高くなるわけです。

 もう少し先になったら、40代はまだ若手で、元気で魅力があるのが50〜60代という時代が来るかも知れません。あー、楽しみだな。



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