幹事クリタのコーカイ日誌2012

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4月29日 ● 不倫もテニスも遅咲きの方がハマりやすい。

 大学進学が決まったらテニススクールに入りたいと言っていた娘を、僕と同じスクールに入れたのは今年2月。3ヶ月経ってそれを横目で見ていた息子もテニススクールに行きたいと言い出しました。もう今月から社会人なんだから行きたければ行けば良いじゃん、娘と違って金を払うのは本人だし、ということで、息子もスクールに連れていきました。

 息子も娘もまだ幼い頃はちょくちょくテニスコートに連れていってテニスをやらせていましたが、体育の成績がいつも5だった僕と違って、2人とも運動神経は平均値で体育は3。しかも息子は中学ではテニス部がなく卓球部に入り、高校ではテニス部に入ったものの人数制限されて1ヶ月足らずで切られてしまいましたから、テニスは未経験ではないのですが、かと言って初級者と言うほどでもありません。

 とりあえずスクールでは初級クラスで体験レッスンに入りましたが、コーチから「球勘はあるから打ち合えるけど、基本を教わってからの方が良い」と言われて入門クラスを薦められました。確かに見ていたら全くの自己流で打っていますから、ちゃんとフォームから教わった方が良いでしょう。僕が教えるのは面倒くさいし。

 これで多分来月からは息子もスクールに通うことになりそうです。子どもの頃にスクールに入れてもっとちゃんと教えておけば、今さら苦労しなくても良かったとも言えますが、生涯の趣味としてテニスを考えた時には、恐らく大人になってから始める方が長く楽しめると思います。

 長年テニス周りの人々を見てきましたが、ジュニアから始めて学生時代にがっつりテニスした人は、大人になってやめてしまう場合がとても多いのです。僕たちから見れば「なんともったいない」と思うのですが、本人にとってみれば「もうテニスは十分やったからいいや」と思うみたいです。ところが大人になってからテニスを始めた人は、ハマったら最後、とことんやる人がたくさんいます。これはいつまで経ってもまだ上達できる、伸びしろがあると思えるからでしょう。

 なので、テニスを始めるなら早くても18才くらいからにした方が趣味としてはむしろ長く付き合っていけるんじゃないかと。30才から始めても遅いなんてことはなく、全く問題ありません。恋愛、というか、不倫も遅咲きの方がハマりやすいと良く言われますが、テニスもそれは一緒のような気がします。どちらものめり込み過ぎると家庭を壊したり仕事をないがしろにしたりするので注意しなければいけないのも一緒です。



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