幹事クリタのコーカイ日誌2012

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4月30日 ● ドタキャンする人のタイプ。

 世の中には「ドタキャン癖」があるとしか思えない人がいます。幹事をしていると本当に困る種類の人たちです。あの人はドタキャンするからなぁ、と思って注意をして予防線を張っていても、やっぱりドタキャンされるとその尻拭いのためにあれこれしなくてはなりません。できることならドタキャン癖のある人間は最初から参加を断りたいと思うくらいですが、いろいろあってそういうわけにもいかないことが多いから困ります。

 ドタキャン癖のある人を観察していると、どうやら大別して3タイプあるような気がします。1つめは「押しに弱い人」。つまり普通なら先約優先なのに、後からどうしてもと懇願されて断りきれずに先約をドタキャンするタイプ。男女を問わず多いですが、先約優先よりも強い人優先というところに問題があることは言うまでもありません。自分の都合を主張できないタイプはストレス溜まるんじゃないかと思いましたが、むしろ流されて生きていくので意外と楽なようです。ストレス溜まるのはドタキャンされるこちら側だけでした。

 2つめは「スケジュール管理ができない人」。どちらかと言うと男性に多いタイプ。ダブルブッキングしたり、単に予定を忘れてすっぽかしたり。「メモを取れ」と言うのですが、この手のタイプはメモを取ってもメモを見ないのであまり意味がありません。メモを取ることで、すっかり忘れてしまうようです。僕などメモを見なくても予定は大体頭に入っています。メモに頼らないでまず覚えるという癖をつけないと、いつまで経っても「あ!忘れてた」なんて言いながら一生を終えるのでしょう。

 3つめは「両天秤をかける人」。つまり先約優先ではなく自分の利益優先。これは女性が多いです。どうなるかわからないけどテニスより行きたいイベントがあると、とりあえずテニスの約束を入れておいて、イベントに行けるとなったらテニスをキャンセルしてしまうタイプ。もちろん幹事としては腹立たしいことこの上なし。せめて最初からそういう事情を説明して「それでも良いですか?」と聞いてくるならマシですが、ほとんどの場合は後出しジャンケンみたいなセコさズルさしか感じられません。しかも本人はこういうことを「うまくやってる」とむしろ自慢気に思っていたりします。そのために幹事がどれほど困るか、全く想像ができないのでしょう。これを2度3度やられたら、もうこういうタイプはさすがに誘いません。縁を切ります。

 どのタイプも困りますが、1つめはこちらが強く念押しすれば何とかなります。2つめはこちらから何回も予定の確認をすれば大丈夫。ただし3つめだけはどうしようもありません。一番良いのは幹事をやらせて、実際にドタキャンの何が困るか理解させることなんでしょうが、この手のタイプは決してそういう役回りを引き受けないですからね。やはり付き合わないに限ります。小さく得して大きく損をしていることに気付かないまま生きていけば良いんです。



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