幹事クリタのコーカイ日誌2012

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3月8日 ● プロとのテニスも3年目。

 昨日で山本麻友美プロとの練習会も3年目を迎えました。休日と平日の夜に頻繁に練習相手をしてもらい、楽しくテニスをして早くも丸2年。この間の練習回数は休日と平日を合計すると何と90回を数えました。平均すれば週1回に近いペースです。

 この2年間で、うちのサークルの多くのメンバーが山本プロとの練習会に参加しています。恐らくそれぞれに何らかの良い刺激をもらったことでしょう。上級メンバーはプロに挑戦してプロの凄さを体感し、中級メンバーは技術的、戦術的なヒントを教えてもらっています。山本プロはプロの中でも特にフォームがキレイで癖がないので、見ているだけでも本当に良いイメージトレーニングになります。

 そんなメンバーの中でも特別刺激をもらい続けているのは、もちろん全90回フル参加の僕に他なりません。僕が山本プロから教えてもらったことは多岐に渡ります。サービスのフォームはごく早いうちにチェックされ、ボレーの打ち方も初期段階で注意されました。フォアハンドは山本プロとラリーをたくさんしたお陰で2年間で随分安定して自信もつきました。スマッシュ練習にもかなり付き合ってもらっているのでゲームでもミスが減りました。

 プロのリターンが多彩でかつ厳しいコースにくるのでファーストボレーもかなり上達したと思います。サークルのメンバー相手のように気楽な気持ちでぼんやり前に出ていくと抜かれ放題なので、常に注意してどこにリターンが飛んでくるか考えていないとなりません。さらにネット前での動きと駆け引きもプロの得意な戦術なので、かなり伝授されました。もちろん、プロのスピードと伸びのあるボールに対応するために、技術的にも無駄な動きが減ってシンプルに対応できるようになってきたと思います。

 これだけいろいろな効果があるレッスンはなかなかありません。僕も五十路に入ってしまい、本来ならテニスの実力向上もなかなか望めない年齢なのですが、加齢による体力の衰えをプロとのテニスによる上達で補なうことができていると思います。大会への出場は昔より減りましたが、出た大会での成果は着実に上がっています。

 さて、3年目の山本プロとのテニスの目標は「プロの底を見る」にしたいと思います。この2年間の目標は「プロに本気のショットを打ってもらう」でしたが、最近はかなり本気になってくれることも増えました。特にゲームをしていて負けているとギアを上げてガンガンと凄いショットが飛んできます。なので、今後は果たしてギアがどこまで上がるのか、プロの底はどこまで深いのかを見てみたいと考えています。かなり無謀な目標ですが、目標は高めに設定しておかないと面白くないですから。



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