先週木曜日から日曜日まで家族で瀬戸内海ぐるり一週旅行に行ってきました。行程は名古屋→鳴門→高松→松山→しまなみ海道→神戸→名古屋。泊まりは鳴門、松山、神戸の３泊４日でしたが、かなりハードスケジュールで正直疲れました。と言うか、風邪をひいて帰ってきてしまいました。

　見たいところは山のようにありました。大塚国際美術館、高松城跡、栗林公園、屋島寺、平家物語歴史館、琴平宮、丸亀城、松山城、坂の上の雲ミュージアム、正岡子規記念館、秋山兄弟生家、道後温泉本館、今治城、因島水軍城、因島フラワーパーク、鞆の浦、尾道、赤穂、神戸。特に四国は行ったことがなかったので、細かく行きたいところをリストアップしてあったのですが、移動と一ヶ所での見物に時間がかかったのと、冷たい雨のせいで、ほとんどスルーすることになってしまいました。

　最低限『坂の上の雲』と『平清盛』の２つのドラマの関連地には行こうと思いましたが、それもとても全ては無理でした。結局行けたのは大塚国際美術館、屋島寺、平家物語歴史館、松山城、坂の上の雲ミュージアム、秋山兄弟生家、道後温泉本館くらいのものです。それもちゃんと見たのはそのまた半分で、残りはそこまで行っただけというレベルです。３泊４日あっても愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・徳島・香川・愛媛・広島・岡山・兵庫・大阪・京都・滋賀・三重と回って愛知県に戻ってきたのですから２府１０県にまたがる1000kmをはるか超えるロングドライブ。そのため移動に時間がとられてしまったのが残念です。

　印象的だったのは大塚国際美術館。以前からすごいとは聞いていましたが、本当にすごかったです。陶板で世界中の名画を複製しているのですが、全て現物大で、しかもその絵画の置かれている環境そのものも再現した部屋もいくつかあって、よくぞまあこれほどのお金をかけて作ったものだなと感心します。実際に「最後の晩餐」とか「ゲルニカ」とか、海外で見た作品がいくつかはあるのですが、普通は一生かかってもこれだけの作品を見ることはできないでしょう。それを３時間くらいで世界中の名画を鑑賞できてしまうのですから大したものです。複製なんてと思われる方は、ぜひ一度見に行ってみると面白いと思います。

　子どもの頃からの城好きとしては丸亀城に寄る時間がなかったのは残念でしたが、念願の松山城に行けたのは嬉しかったです。梅が咲いていて実に絵になる城でした。山城は登りながら攻略ルートを考えたりできて楽しいです。中部近辺の城はかなり制覇しているので、今後は少し遠くにある名城をぜひ攻めたいと思っています。

　20年以上前に北海道はぐるり一周をしたので、次回は東北ぐるり一周か、九州ぐるり一周をしてみたいと考えています。いつになるかわかりませんが、元気なうちじゃないと無理ですね。