先日高校の卒業式を終えた娘が、昨日美容院でパーマをかけて髪をカラーリングしてきました。「不良だ不良だ」と僕がからかっていたら「昭和か！」と突っ込まれましたが、できあがりを見たら思ったよりも不良していなくて面白くありません。金髪に近くなるかと思っていたら意外に明るめの茶色止まりだし、パーマももっと昭和のヤンキー娘みたいなド派手な仕上がりを期待していたのに残念です。

　不良娘（？）の次なる野望はピアスの穴を空けることで、いよいよ不良化第二弾という感じ。そして来週は友達と１泊で旅行にも行くし、これでアルバイトを始めて夜遅くまで帰ってこなかったら昭和のお父さんは激怒です。ここは一発「門限は夜10時！」とか言い渡した方が良いのかも。どうせ守れない門限ならもっと早く夜8時くらいにした方が時代錯誤感満載で面白いかな。

　そんなわけで着々と娘は女子大生へのステップアップに余念がないのですが、春から社会人になる息子もアホかと言うほど遊びまくっています。先日まで九州に仲間と３泊４日で旅行に行っていたのに、また来週前半も旅行に行くとか。もういちいちどこに行くのか聞きもしませんが、それから戻ってきたら翌日から家族全員で瀬戸内へとドライブ旅行です。娘と言い息子と言い、そんなにアクティブな家族だったっかな、と思うほど元気です。テニスばっかりしている父が何を言ってるんだと思われるでしょうが。

　ただ家族がそれぞれ別々に好きなことをやっているというのは、実は僕はとっても良いことだと思っています。何でもかんでも家族で一緒というのは息が詰まるし面白くないから、銘々が楽しいことをやってきて、元気に家に帰ってくるのが一番です。辛気くさい顔をしている奴が家族にいると、みんな気が滅入りますからね。「亭主元気で留守が良い」と言いますが、亭主だけじゃなく家族全員が元気で留守が良いです。