幹事クリタのコーカイ日誌2012

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1月3日 ● とんねるずのテニス対決。

 正月恒例の特別番組『夢対決!とんねるずのスポーツ王は俺だ!スペシャル』。とんねるずが一流スポーツ選手と変則ルールで対戦するスポーツバラエティ。メインはリアル野球盤なのですが、個人的にはここ数年行われているテニスが一番興味があります。

 昨年は松岡修造・錦織圭組にとんねるずが挑戦し、神和住純や修造チャレンジのトップジュニアを助っ人に入れたものの惨敗。敗因はとんねるずの二人がテニスが下手すぎるためです。で、それから石橋貴明は今年の対戦に備えてテニスの猛特訓をしたそうで、履歴書に「趣味:テニス」と書くほど頑張ったとか。50才になってからテニスを始めるのはかなり大変だと思いますが、やればやるだけ上達するのがテニスですから、趣味として楽しむ分には何才からでも遅くはありません。実際、昨年に比べて今年の石橋のプレーぶりは目を見張るほど上達してテニスらしくなっていました。

 今年も最初は松岡・錦織組ととんなるずのペアで試合を始めたのですが、もちろん全然勝負になりません。そこでとんねるず側の助っ人に登場したのがマイケル・チャン。17才で全仏を制した1990年代を代表する名プレーヤーの一人です。チャンはアガシ、サンプラス、クーリエとともに「アメリカ四銃士」と呼ばれましたが、最高ランキングは2位どまり。ただアジア系ということで、日本ではとても人気のある選手でした。

 チャンは昨年秋に東日本大震災チャリティマッチのために来日し、有明で松岡、錦織、伊達、杉山らとイベントをこなしていきました。この番組もその来日時に収録したものです。頭は禿げてきていて、かなりふっくらとした容貌はソフトバンクの孫正義にちょっと似ていますが、さすがにまだ39才、伊達よりも年下なんですから、それほどテニスが衰えている感じはありません。とんねるずたちとのゲームでも本当にラケット捌きが上手くて、見惚れてしまいました。

 試合は最後にはとんねるず+チャン+神和住+ジュニア3人対松岡・錦織の7対2の対戦となりましたが、それでも松岡たちが勝ちました。いくら人数が多くても穴があってはテニスは勝てません。とんねるずの二人がもっとテニスが上達しないと、いくら強力な助っ人を入れても勝ち目は薄いでしょう。石橋がこれから本気でテニスをする可能性は低いでしょうが、できたらポーズだけでも「趣味:テニス」としてテニスの宣伝に一役買ってくれたら良いのになぁとは思いました。するスポーツとしてはメジャーなのに、見るスポーツとしてはマイナーなテニスですから、テレビがもっとテニスを取り上げて欲しいのです。

 テニス人気が上がってテニス業界にお金が回ってくれば、我々テニス愛好者ももっと充実した楽しいテニスライフが送れるはずです。そろそろ何度目かのテニスブームがまた起きないかなと願っています。



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