幹事クリタのコーカイ日誌2011

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12月4日 ● 最強女ダブにシャットアウト負け。

 昨日はまた山本麻友美プロと練習会をしました。山本プロの妹分の元インカレチャンピオンT村さんにも来てもらい、最強女ダブに挑戦シリーズです。今回の参加者は僕と、この企画のレギュラーメンバーM本さん、そしてM本さんのテニス仲間で30数年前はインハイ選手だったという初参加のM瀬さん。全員アラフィフではありますが、テニス狂のオヤジ三人組が、まだ20代のトップクラスの女子テニス選手に挑戦するという、まるで『炎の体育会TV』ばりの対決となりました。

 過去、この女ダブに対決してきてもちろん勝ったことなどありません。4ゲーム先取りでほとんどが0-4か1-4、たまに2-4。しかしM本さんは今回こそ一泡吹かせたいと張り切ってきています。M本さんは某社の社長なので、昨日の昼は某国の副首相兼外務大臣の昼食会に招かれていたのですが、そんなことよりもこちらのテニスが気になって仕方なく、終わるやいなやダッシュでホテルからテニスコートに駆けつけたくらいです。

 最初のゲームはM本・M瀬ペアが挑戦。山本プロがいきなりダブルフォルトをしてしまい、まず1ポイント取ったと浮かれています。しかし、その後は4本連続でリターンミスをして終了。次のM瀬さんのサービスゲームが競り合いました。まだエンジンがかかっていないT村さんのリターンが合わず、ずっとデュースの繰り返し。しかし最後は山本プロが決めて終わり0-2。まだM本さんも「今日こそいけるんじゃないか」と思っていますし、見ている僕もこの後に起こる悲劇を未だ予想していませんでした。

 この後、尻上がりに調子を上げてきた最強女ダブはほとんどミスをしなくなってきてしまいました。逆に無理して攻めていって凡ミスを繰り返すオヤジペア。M本・M瀬組0-4、クリタ・M本組0-4、クリタ・M瀬組0-4、M本・M瀬組0-4、クリタ・M本組0-4、クリタ・M瀬組0-4。なんと6試合24ゲーム全て取られてしまったのです。まさにシャットアウト。我々はオヤジですが、そこそこテニスはできると思います(特にM瀬さんは前述したようにインハイで団体ベスト8)。しかし、今までさすがにここまでやられたことはありません。それほど2人の動きは良くミスも少なく、逆にこちらは力めば力むほどドツボにはまるという最悪の流れでした。と言うか、これほどまでにやられると清々しいほどです。笑ってしまいます。

 最後に時間が余ったのでエキストラゲームでM本・M瀬組がまた挑戦し、0-2からの3ゲーム目。M瀬さんのサービスを山本プロが強引にセンターに強打を繰り返して続けてネットミスしたので、ようやくキープすることができました。あれも相手がもう良いかなという感じでプレーしてくれたからこそですが、それでも27ゲーム目にしてようやく取った1ゲームでした。これほど1ゲーム取るのが遠かったテニスは記憶にありません。

 最近山本プロもジュニアとかなり打ち込んでいるみたいなので、どんどん現役時代に近いテニスを取り戻しつつあるみたいです。1年半前に練習会を始めた頃とはプレーの質が違います。こちらとしてもそれくらいの方がやり甲斐があるので歓迎なのですが、それにしても強いです。どうしたら勝てるか、また考えて出直しです。




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