幹事クリタのコーカイ日誌2011

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11月19日 ● プレゼント好き。

 クリスマスが一歩一歩近づいています。バブルの頃はもうこの時期には若者は大変な騒ぎでした。シティホテルとフレンチレストランを予約し、ブランドもののプレゼントを用意し、ちょっとオシャレなパーティファッションをコーディネイトしてクリスマスに臨んだものです。幸いその頃にはもう結婚していた僕には無縁のカラ騒ぎでしたが、クリスマスシーズンに派手なパーティには時々顔を出したりはしていました。

 今の若者は逆にそういう華やかな社交から遠ざかっているので、シティホテルとか高級レストランとかフォーマルなファッションとは無縁過ぎて、あまりにも洗練されていないのが気になります。本当の大人になる前に、少し背伸びしてそういう場所にも出入りしておかないと、いざというときに「お里が知れる」振る舞いをしてしまいます。余計なお世話かも知れませんが、時々ちゃんとした場所で女性をエスコートできていない男性を見ているとこちらまで恥ずかしくなります。

 ところでクリスマスと言えばプレゼントですが、実は僕はプレゼントを贈るのが大好きです。ビル・ゲイツのようにお金があれば、バンバン周りの人にプレゼントをしたいくらいです。プレゼントの何が楽しいって、まず選ぶのが楽しいし、相手の喜ぶ顔を見るのも楽しい。その上相手から貰うのも楽しいし、もうお互いに楽しいことだらけです。

 ただプレゼントには実は2つのタイプがあって、「自分の好きなものを贈る」か「相手の好きなものを贈る」かというところが悩ましいのです。「自分の好きなもの」は相手が喜ぶかどうかはわかりませんが、贈る自分は楽しいです。「相手の好きなもの」は相手が喜ぶのはわかっていますが、自分としては選ぶ楽しさがありません。もちろん理想は「自分が好きなものを選んで贈って、相手が喜ぶこと」なんですが、そうそううまくフィットするとは限りません。一番手堅いのは相手に選ばせてお金を払うことですが、確実な反面、プレゼントの楽しさも半減です。

 僕はもちろん相手によってやり方を変えています。好みがハッキリしている相手に自分の好きなものを贈ってもまず喜ばないので相手に選ばせるし、サプライズ好きな相手には自分の好みで選んでいきなり予告なしにプレゼントします。予期せぬプレゼントほどインパクトが強いので相手の印象に残りますから。ただハズレもあるので、ある程度以上値が張るものを贈る時には基本的には相手に相談します。それなりにお金をかけるのに「要らない」とか「かぶった」というのはやはり避けたいです。

 僕自身は相手に選んでもらってプレゼントされる方が好きです。自分では自分の好きなものしか選ばないので、自分じゃまず買わないようなものをプレゼントして欲しいんですよね。それが意外と合うなと思うと、自分の趣味が広がりますから。そもそも本当に欲しいものは自分で買ってしまうことが多いから、それよりも自分のために相手がいろいろ考えて買ってきてくれたという気持ちが嬉しいです。まあ滅多に高いものをプレゼントされることがないからこそ言えることかも知れないけど。




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