幹事クリタのコーカイ日誌2011

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11月11日 ● 平成23年11月11日では面白くもなんともない。

 今日は2011年11月11日ということで、1並びにかけたイベントなどが繰り広げられることなんでしょう。まあ僕は「ポッキーの日」くらいしか知りませんが。確かに1ばかりが並ぶというのは何だか特別な感じがしますが、実はたまたま世界で一番広く使われているひとつの暦の上でのことだけであり、本当に意味があるわけではありません。そもそも暦自体が単に数字で時間を区切っただけのことですし。ただ商売的にそういうことがネタになって儲かれば良いと考えている人たちが盛り上げているだけです。

 で、思ったんですが、最近この手の暦の語呂合わせも含めて、大半の人が意識しているのが西暦だよなぁということ。今年が2011年というのはパッとわかっても、平成何年なのかすぐに思い出せない人も結構いるんじゃないかと。もちろん、お役所に勤めていて日頃から元号で仕事していますという人もいるでしょうから、一概には言えないのですが、僕の周りでは大半が西暦で動いているので、それこそ公的な文書を書く時くらいしか平成23年という表記を見かけません。

 ちょっと昔のことを振り返るにしても、最近は1980年代とか2000年代とか、西暦で区切ることが多いと思います。平成ゼロ年代(平成ヒトケタ?)とか平成10年代とかあまり聞いたことがありません。昭和は違いました。昭和20年代、30年代、40年代と言われれば、それぞれにパッと時代の空気感が漂ってきます。でも平成10年代って言われても僕には全然どういう時代だったのかピンときません。西暦に換算して1998年〜2007年と考えると、あー、ミレニアムまたぎの頃かぁ、2000年問題とか日韓W杯とか愛知万博とかあったね、みたいに記憶とつながってくるんですけど。

 そう言えば僕は1961年(昭和36年)生まれ。若い頃はよく会社のちょっと上の先輩たちに「60年代生まれですから50年代生まれとは違うんですよ」などと言っては「同じ昭和30年代だろ!」と突っ込まれていました。暦の両刀使いだったわけですが、今の若者はそういう使い分けってしているんでしょうか?息子が平成元年生まれなので、昭和生まれと平成生まれの「差」は時折話題になるらしいのですが、それ以外ではあまり平成は意識していないように見受けられるんですけど。




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