幹事クリタのコーカイ日誌2011

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11月8日 ● 日本シリーズの鍵はチェン。

 セパ両リーグのクライマックスシリーズが終わり、ともにリーグ優勝の中日とソフトバンクで日本シリーズを戦うことになりました。順当な結果です。やはり日本シリーズはリーグ優勝チーム同士が戦わないと面白くありません。

 パ・リーグのソフトバンクは今シーズンをぶっち切りで優勝した実力をまざまざと見せつけるように西武をあっさり3タテしました。投打ともに圧倒的。今や日本野球史上最強チームのひとつに数えても良いでしょう。それほど充実しています。

 対してセ・リーグは中日とヤクルトが死闘を繰り広げました。特にヤクルトは巨人との試合から投手がスクランブル体制。中日とのファイナルステージでは高校野球のような「明日なき戦い」でした。あのまま勝っても投手陣が壊れてしまうのではないかと危惧してしまうほど。それを何とか振り切って勝ち上がった中日も強いとは思いますが、その差は紙一重でした。

 この2チームの日本シリーズを予想すれば、ソフトバンクの優位は動かないでしょう。中日の強力投手陣もソフトバンク打線相手ではある程度の失点を覚悟しないといけません。しかしもし点の取り合いになってしまったら、貧打の中日の勝ち目は極端に薄くなります。ソフトバンク打線を何とか2点以内に抑え込んで接戦に持ち込むことが中日唯一の勝ちパターンです。

 鍵を握るのはチェンではないかと思います。吉見は大崩れすることもなさそうなので、相手が和田だろうが杉内だろうが互角の投げ合いになることでしょう。しかしチェンは良いときと悪い時の差が吉見より大きいので、チェン次第でこのシリーズの行方が左右されると思います。吉見とチェンで3勝は最低ラインです。残りひとつを誰で取れるかわかりませんが、ナゴヤドームでの第5戦を終わって3勝2敗と王手をかけた状態で福岡に行けたら勝算はあるかも。




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