幹事クリタのコーカイ日誌2011

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10月13日 ● ついに中日にマジック4。

 サッカーのタジキスタン戦も世界体操ももちろん気にはなりますが、やはり名古屋に住む中日ファンとしては、ヤクルトとの首位対決4連戦が一番の関心事。球団史上初の連覇がかかるわけですから、応援にも力が入るというものです。

 もっとも落合監督も選手たちも、ファンほどには熱くなっていないというか、いつも通りの野球をきちんとやっている感じがして実に頼もしいです。ずっと長年にわたって常に優勝を狙えるチームであり続けた経験値の高さが、こうしたギリギリの緊張感ある状況でも平常心を保ってプレーできるというところに現れているのかなと思います。

 結果としてヤクルトに3連勝して一気にマジック4を点灯させました。最短で金曜日の巨人戦で優勝が決まります。できたらナゴヤドームに戻ってきて胴上げといきたいところですが、恐らく東京ドームでの3連戦のどこかで決めてしまうことでしょう。それほど今の中日の野球には隙がありません。

 それにしてもいつもながら東京のマスコミの「東京偏重報道」ぶりは腹が立ちます。スポーツニュースでの中日vsヤクルト戦は常にヤクルト目線。「優勝へ絶体絶命のヤクルト」「ブランコにまたしても打たれてしまった」「浅尾を引きずり出した」「宮本さすがベテランの一撃」「最後は三振で無念」など、中日ファンからしたら何でそんなに「仮想敵国」扱いされなければならないのかと憤りを覚えます。これは3位争いをする巨人vs阪神戦も同じで、阪神の得点シーンはスルーして「好投を続ける内海」と「サヨナラホームランを放った高橋」ばかりを取り上げます。阪神ファンの娘は「許さん」と息巻いていました。

 ともあれ、これで恐らくセ・リーグのCSは中日がヤクルトと巨人の勝者をナゴヤドームで迎え撃つということになりそうですが、相手はできたら巨人の方が楽かなという気がします。一発狙いの巨人打線よりも、しつこく攻めてくるヤクルトの方が、中日と似た野球をやるからやりにくいです。もちろん、目標はあくまでも「打倒ソフトバンクで日本一」ですからCSは通過点ですけどね。




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