幹事クリタのコーカイ日誌2011

[ 前日翌日最新今月 ]


 
9月25日 ● サークル通算900回。

 昨日の練習会で、我がテニスサークルの練習回数は通算900回を達成しました。25年9ヶ月かかっての数字です。練習会後のお茶会でささやかなお祝いの乾杯をしました。900回というのは少々半端なので、1000回になったらもっと大々的にお祝いをしたいと考えています。

 実は900回の通常練習以外にも合宿を33回、泊まりの大会参加を21回行っていますので、実際のサークルの練習日はもっと増えることになるのですが、まあ通常の練習会だけでも900回も行ったのは結構頑張った方ではないかと思っています。

 この900回25年9ヶ月のほぼ全てに僕は参加しています。僕の参加回数は878回。22回休んだのは怪我か急病か突然の休日出勤か弔事。基本的には2ヶ月前に決めたサークルの練習日には予定を入れませんし、公私問わずほとんどの事柄よりサークルを優先しています。犠牲になっているのは仕事と家庭で、1年とか2年ならともかく、25年余りとなると人生の中心にサークルを置いていると言われても何にも言い訳できません。

 25年前に仕事仲間でサークルを立ち上げた時にはこんなことになるとは思っていませんでした。せいぜい4〜5年も続けば良いかなと考えていましたし、実際サークル創立後5年目頃にはメンバーも集まらず練習もできずという危機的状況に陥っていました。創立時の仲間がどんどん参加しなくなったからです。

 普通は仲間でテニスするために作ったサークルなら、その仲間が参加しなくなったところで役目を終えたと判断するものです。ところが僕はその頃にはすっかりテニスにはまっていたので、立ち上げた仲間が参加しないなら他からもっと誘えば良いと考えて拡大路線に舵を切りました。結果、メンバーの数が増えてサークルも安定的に続いていくことになったのですが、この時の「常に新しい仲間を募集していく」という方針が25年続いた大きな要因となりました。

 学校のように卒業していくメンバーがいれば、代わりに入学してくるメンバーもいる。数年間のサイクルで人が入れ替わっていっても、器がそのまま残っていれば良いと思えるようになってから、僕も幹事として気が楽になりました。いくら気の合う大事なメンバーでも、いつまでもここにいることはできない、「さよならだけが人生」だというように考えることにしています。

 ただ嬉しいのは「さよなら」した仲間が時々帰ってきてくれることで、そのために器を替えずに残してあると言っても良いくらいです。創立20周年の時にはサークルの同窓会を開きましたが、それもまさに学校と同じ。次に同窓会を開くことができるのはいつのことかわかりませんが、古いメンバーが元気なうちにまたやりたいと思っています。




twitterでもつぶやいています@kanjikurita

gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」