幹事クリタのコーカイ日誌2011

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9月5日 ● 台風の中でもテニス。

 台風12号が予想以上に大きな被害をもたらしています。特に紀伊半島では記録的な大雨が続いていて、あれだけ降ったらそりゃ想定外だろうなと思います。いま「想定外」という言い訳をすると怒られるような風潮ですが、やっぱり想定外の天災というものはどうしても起こるものです。自然はそこまで人類に甘くはありません。

 隣の三重県で記録的な豪雨が続いているというのに、愛知県はそれほど雨が降りませんでした。金曜日から日曜日にかけてはさすがに断続的に強い雨が降りましたが、他の地域に比べたらかなりマシな方。さすがに外でテニスができるような状況ではなかったのですが、幸いなことに金曜日の夜と日曜日の午後は屋内コートを確保していたので、この週末は雨が降りしきる中をコートに駆けつけていつものようにたっぷりテニスを楽しむことができました。

 日曜日の午後は例によって山本麻友美プロとその妹分のインカレチャンピオンT村さんにも加わってもらって、最強女ダブへの挑戦練習会。この女ダブと初めて対戦した時には、あまりの強さと速さにコテンパンにやられてしまいましたが、さすがに何回か練習をしていると、少しずつ戦えるようになってきます。

 特に昨日の収穫は自分のサービスゲームを結構キープできたこと。リターンの良い山本プロにガツンと打たれて、辛うじてファーストボレーを返してもポーチのうまいT村さんに決められるというのが、いつもやられるパターンなのですが、昨日はまずサービスのコースを散らしてなるべく山本プロに十分な体勢でリターンを打たせないようにします。そしてファーストボレーをクロスに深く。もしくはワイドにサービスを打ってセンターへ短いボレーというパターンも有効でした。

 プロとテニスをする時にはとにかく気が抜けません。と言うか、単に気が抜けないだけではなく、きちんと集中して次のプレーを常に予測しながらテニスをしていないと簡単にやられてしまいます。いつも同じようなレベルの相手とテニスをしている時は、少々ぼんやりしながらプレーしていても、どうせ同じようなボールしか返ってこないので結構楽に処理できるのですが、相手が速さと多彩な引き出しを持つプロだとそうはいきません。だから2時間練習をしていても、最後の10分くらいは集中力が切れてしまうほど疲れます。

 ただ同じ2時間テニスをするなら、これくらい気合いを入れてテニスをした方がずっとレベルアップできると思います。漫然とただボールを機械的に打っているだけでも上達はするでしょうが、やはり時間に限りのある社会人としては、効率よく向上できるのはありがたいことです。しかも今回は台風の中だったので、なおさらでした。




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