幹事クリタのコーカイ日誌2011

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9月1日 ● 世の中はいろいろと動いていた。

 義父の葬儀で8月二度目の5連休を取っている間に、世の中にはいろいろと動きがありました。民主党の代表選が行われて野田佳彦が勝ちました。「小沢嫌い」がいかに民主党内に多いかを改めて感じさせた投票結果でしたが、反面それだけ小沢一郎はまだ力があるんだなとも思いました。「党内融和」を掲げた党幹部の人事は、逆に小沢を党にだけ止めておいて、政府と小沢を切り離しておきたいという野田の強い意思を感じさせました。もし野田が意外と強かな政治家だとしたら、少しこれからに期待したいと思います。野田についてはもう少し閣僚人事なども見てからまた書きたいと思います。

 世間的にはあまり関心は持たれていないかも知れませんが、個人的には注目している全米オープンテニスも始まっています。残念なのは男女各3人ずつ本戦に出場した日本勢が次々と途中棄権で1回戦敗退していくこと。森田あゆみ、土居美咲、錦織圭。左手を怪我していたクルム伊達公子は最後まで戦いましたが実力は発揮できませんでした。それぞれ事情は違うにせよ、グランドスラムでそれなりに実績のある選手がみなアクシデントというのは、何か日本選手だけ厄払いでもしてもらった方が良いのではないかと思ってしまうくらいです。添田豪と伊藤竜馬に関してはまだグランドスラムレベルではないと思うので、出られただけでもよしとしましょう。

 優勝争いは相変わらず女子は混沌としていますが、ウィンブルドンに続いて若手の躍進を期待したいと思います。世代交代を進めないと女子テニスの人気は落ちる一方です。男子はジョコビッチが大本命で、それをナダル、フェデラー、マレーの順番で追うという「いつものカタチ」ですが、こちらはすでに世代交代の歯車が回ってしまっています。唯一頑張っているフェデラーもナンバー3として存在感は示していますが、優勝となると厳しいかも知れません。

 世界陸上で室伏が金メダルを取ったのも驚きましたが、何よりボルトがフライング一発で失格になったのにはもっと驚きました。実力的にはずば抜けている選手が、あんなアクシデントで失格になるというのはルールとしてどうなんでしょう?誰にとっても良いことはありません。早晩これはまた改められるかも知れないと感じました。

 台風12号がいつの間にか近づいてきていました。最初は関東から東北地方に向かうのかと思っていたら、どうやら東海地方に来るみたいです。週末のテニスは台風一過かと油断していたのに、もしかしたらそれどころではないかも。今年は天変地異の年ですから、これ以上被害が出ないことを願っています。

 


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