幹事クリタのコーカイ日誌2011

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8月31日 ● 葬儀疲れ。

 義父の葬儀を終えてすっかり疲れてしまいました。過去に身内の葬儀は父と義母を行いました。7年前の父の時は初めてだったし、喪主だったので本当に大変でしたが、逆に何もかも初めてのことだったせいで軽い興奮状態にあってあまり疲れを感じませんでした。4年前の義母の時は義弟が喪主で義父もいたので単に後ろから見ているだけという感じでしたから、それほど疲れもありませんでした。今回も喪主は義弟だし、義母の時と全く同じ葬儀社、会場だったので楽勝だと軽く考えていたのですが、終わってみたら意外にグッタリしています。

 疲れた原因は喪主ではないとは言え、席次的には喪主の次であったのでいろいろやることもあったし、しかも妙に時間に余裕があったせいで亡くなってから通夜までの間にテニスをしていたから、ということもあります。しかし何よりも今回は真夏の暑さにやられたという気がします。父は10月、義母は5月と、これまでは過ごしやすい季節だったので何も感じませんでしたが、黒い喪服に身を包んであちらこちらに行くのも、寝不足になる通夜を過ごすのも、この暑さの中では疲れが倍加します。

 もちろん僕は喪主ではないし、もろもろの面倒な手続きをする必要もないので、この疲れも一晩ゆっくり寝れば回復できるとは思います。東京から来ている義弟はこれから様々な煩雑な作業を強いられるわけで、かなり疲れることでしょう。さらに当面の作業を終えても、誰も住んでいない家の処分をどうするかという大きな問題が残ります。売るにしても貸すにしても、中を片付けなければいけないし、それは一週間泊まり込んで集中的にやっても終わるかどうか。母親が急死してから、誰も住んでいない家を10年かかってやっと片付けたという知人も知っているだけに、きっと大変なことでしょう。

 僕の母も実家で一人で住んでいますが、父が死んで以来ずっと「なるべく片付けておいてくれ」と頼んであります。母は片付け魔なので、言われなくてもどんどんモノを処分しているようで、最近は僕の子どもの頃の思い出の品もいつの間にかなくなっていました。父の形見などもう何も残っていません。あまりにも後ろを振り返らずモノ離れが良い母に驚くくらいです。まだしばらくは元気そうな人に限って、準備だけは早いんですよね。




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