幹事クリタのコーカイ日誌2011

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8月16日 ● オヤジとしての正しいアプローチ。

 まだ夏休みの昨日、テニススクールへ振替レッスンに行きました。コーチは女性のY田コーチ。アメリカへテニス留学したり、全日本選手権に出たりした選手としても実績のある人で、山本麻友美プロとジュニア時代に同じスクールに通っていたこともあり、僕も仲良くしてもらっています。

 Y田コーチのレッスンを受けるのは月曜日の午前中なので、会社が休みで予定がない2ヶ月に1回くらいしかチャンスがありません。久しぶりに彼女のレッスンを受けたら「クリタさん、随分上達しましたね。ミスも少なくなったし」とお誉めの言葉をいただきました。「いやいや〜なにせ今日で4日連続のテニスだから慣れているだけでしょ」と答えましたが、やはり誉められると悪い気はしません。

 どんなことでもそうですが、一直線に上達していくのは初めのうちだけ。長くやっていると上がったり下がったりしながら、じわじわと上達していくものです。僕もちょっと良くなったな、なんて悦に入っていたら、次の時には「ダメダメ」と落ち込んだりします。それでもたまにしかテニスを一緒にしないコーチから見れば上達していると感じられるのですから、長い目で見ればそれなりに良くなっているのでしょう。

 18才でテニスを始めてから32年。50代に入ってからもなお上達していくと言うのは、いかに自分のレベルアップのスピードが遅いかということでもあるのですが、それだけテニスというスポーツの奥が深いということでもあります。自分自身、まだまだいくらでも上達できる余地があると感じられるし、練習すれば何とかなるだろうという手応えもあります。

 ただ問題は身体的な能力の衰え。見えない、走れない、反応できない、バランスを崩す、回復しない。こうした若い頃にはなかった衰えを上回るスピードで技術を上達させていかないと、トータルなテニスの実力は向上したことになりませんから、今後はもう少し早くレベルアップさせていかないと強くなれません。

 まあ救いは、若い頃に比べたら潤沢ではないにせよ多少のお金があることですね。レッスンや道具にお金をかけられるのは、若者からしたらドーピングみたいなものですが、オヤジはそうでもしないと早く上達できないのだから許してもらおうと思います。と言うか、オヤジらしい正しいアプローチ方法でしょ、それが。ん?テニスに限らないかな、若さがない分、お金をかけて何とかしようというのは。




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